これまでのあらすじ
『短編小説《自由》』
僕には景色が白黒に見える。なぜなら生きようとしないからだ。そのせいもあるのか、僕には昔の記憶が全くない。
僕はいつも通り高校に行き、いつも通り適当に授業を受ける。
転校生が来た。
「櫻井梨香(さくらいりか)です。よろしくお願いします。」
転校生なんて興味はない、転校生も僕に興味がないはずだ。でも何故かわからないが、彼女は僕に話しかけてくる。僕は興味がないから、話さずにいる。すると彼女は僕の前で一人で話し出す。そのうち僕には飽きて違う人と話し出すだろうと思ってた。だが彼女はずっと僕に話しかけ続けた。やがて僕は、彼女と少しではあるが会話をするようになった。彼女と話すと懐かしく感じた。
ある時彼女は、
「私達って小さい頃会ったことがあるの。覚えてる?」
僕は首を横に降った。
「昔の記憶は全くない。」
「私ね、小さい頃は色々あって死にたいと思ってたの。でもね、君が私に生きる力をくれたの。私に生きてていいって言ってくれたの。私の景色に色をくれたの。だから…」
彼女は満面の笑みで
「今度は私の番。私が君の景色に色をつけてあげる!」
思い出した…。
そのとき僕の景色に色がついた。
「ありがとう。りっちゃんのおかげで僕はまた生きようと思えるよ。」
「思い出したんだね。」
「うん。」
彼女は一粒の涙をこぼした。
僕はいつも通り高校に行き、いつも通り適当に授業を受ける。
転校生が来た。
「櫻井梨香(さくらいりか)です。よろしくお願いします。」
転校生なんて興味はない、転校生も僕に興味がないはずだ。でも何故かわからないが、彼女は僕に話しかけてくる。僕は興味がないから、話さずにいる。すると彼女は僕の前で一人で話し出す。そのうち僕には飽きて違う人と話し出すだろうと思ってた。だが彼女はずっと僕に話しかけ続けた。やがて僕は、彼女と少しではあるが会話をするようになった。彼女と話すと懐かしく感じた。
ある時彼女は、
「私達って小さい頃会ったことがあるの。覚えてる?」
僕は首を横に降った。
「昔の記憶は全くない。」
「私ね、小さい頃は色々あって死にたいと思ってたの。でもね、君が私に生きる力をくれたの。私に生きてていいって言ってくれたの。私の景色に色をくれたの。だから…」
彼女は満面の笑みで
「今度は私の番。私が君の景色に色をつけてあげる!」
思い出した…。
そのとき僕の景色に色がついた。
「ありがとう。りっちゃんのおかげで僕はまた生きようと思えるよ。」
「思い出したんだね。」
「うん。」
彼女は一粒の涙をこぼした。
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筆者:クロウサギ ユイト 読者:360 評価:6 分岐:1
筆者:Aru 読者:277 評価:4 分岐:1
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このストーリーの評価
谷みちる #0 - 17/01/29
![](http://mincomu.dojin.com/sns/~image/userNoImg.png)
Aruさん
ありがとうございますm(._.)m
ありがとうございますm(._.)m
Aru #0 - 17/01/29
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面白い
感動的です。とても良いです。
谷みちる #0 - 17/01/02
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ありがとうございます。
ルア #0 - 17/01/02
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すごく面白い☆
題名のことなどお気になさらずに^_^
でも私の場合
題名から急に話が思いつく場合があるので
これから私も似てしまう時があるかもしれません…
色の無い世界だなんて…すごく良いです!
あぁ…やばい…ネタが…ネタがポンポン思いつく!
あ、決して真似はしないのでご安心下さいね。
でも私の場合
題名から急に話が思いつく場合があるので
これから私も似てしまう時があるかもしれません…
色の無い世界だなんて…すごく良いです!
あぁ…やばい…ネタが…ネタがポンポン思いつく!
あ、決して真似はしないのでご安心下さいね。
谷みちる #0 - 17/01/02
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題名が「花びらは私の命」と「命の色」で「命」が二連続になってしまった…。
ルアさん
題名似てしまってすみません。
決して似せようとしたわけではないので。
ルアさん
題名似てしまってすみません。
決して似せようとしたわけではないので。