これまでのあらすじ

『短編小説《自由》』
1章.短編小説《自由》読者948 評価4 分岐6
2章.ゴミクズの花読者679 評価3 分岐1
3章.サクラとタンポポ読者489 評価0 分岐1
4章.大きな木読者475 評価2 分岐1
5章.何度でも読者442 評価4 分岐1
6章.家族読者420 評価4 分岐1
7章.夢の中では読者343 評価4 分岐1
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分岐
ルア
17.01.01
440
6
1
私は生まれた頃から不治の病に侵されていた。
そして私には生まれた頃からの親友がいる。
その子はいつも私のことを心配してくれる。
それは今日もだった。
「はぁ…」
『んー?どしたの?悩み事?あ、もしかして具合悪い!?』
「いやいやいや…ただちょっと、さ…」
『…なんでも言って?』
「うん…ただ、なんでいつも私だけなんだろう、って…」
『っ!………今日はさ、花の話をしよっか…』
…また始まった。この子は毎日昔話をしてくれる
『昔、小さな女の子がいた。その女の子は花が好きでいつも花つみをしていた。女の子はある事が理由でいつもいじめられていた。そんな女の子はいじめられる度に花が嫌いになっていった。"花なんて憎い""この香りをかぐ度吐き気がする"って言ってまだ好きな花の事を無理矢理嫌いになっていった。何年か過ぎたある日。その女の子は二輪の花を見つけた。一輪はきれいとも言えない花。もう一輪の花はすごくきれいな花。女の子はきれいとも言えないその花を踏みつけようとした。けど踏みつけられなかった。きれいでもないのに。女の子にはきれいな花と一緒に咲かせていなければいけないと感じた。次の日。知らない女の子がきれいな方の花をちぎり、一枚一枚花びらを取っていった。その時私の中の何かが壊れた。花が憎くて憎くてたまらなくなった。私は我慢できずに残っているきれいじゃない方の花をちぎり花びらを取っていく。一枚一枚取るたび私の中の何かが壊れていくのをまた感じた。それと同時に息苦しさも感じてきた。最後の一枚を取り終わったとき、その女の子が倒れた。正確には死んだ。』
「なんか…暗い話だね。」
『うん…私はこの死んだ女の子に謝りたいな。』
「え?なんで?」
私がそう言ったとき。
親友が花瓶にあった花びらを全部取った。
その時親友が
『それは…あなただからだよ…』
そう言われたような気がした。
その時すぅっと気が抜けていくようだった。
目が覚めると大人達がいた。
その大人達は槍のようなものを持っていた。
そしてこう言う。
『お前は不治の病なんだ。移るかもしれない。だから殺す。』
私は必死で逃げ回った。
その時すごく花が憎く感じた。

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筆者:谷みちる  読者:426  評価:3  分岐:2

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このストーリーの評価

谷みちる #0 - 17/01/01
面白い
ルアさん
私も2017年の実感がありません(笑)
カウントダウンは見てたのに実感なし(笑)

ルア #0 - 17/01/01
湖次郎さん→あとはご想像におまかせします(笑)
これはただ単に年越ししたい!って思って眠気覚ましに書きました…w
最初はどう書くかとか思いつきませんが設定さえ決めてしまえば
急に思いつきます!設定大事ですね(・∀・)
でもたまにいらない設定が混じって書き終わったあとに
直すことが多いです…

谷みちるさん→良かった!自分、語彙力が無いので
その数少ない言葉を選ぶのが苦労します…
この言葉良いな
なんて思っても文と文が繋がってなきゃ意味ないですからね…
語彙力ぅ…(´Д⊂ヽ
そして余談。
谷みちるさんの日付が1/1なのは分かっていたけど
17/1/1ってあったからびっくりした…
2017年になった感じがしないです…

谷みちる #0 - 17/01/01
すごく面白い☆
花の凄さ!
読みいってしまいました!

瑚次郎 #0 - 16/12/31
面白い
おおおお……補足読んで改めてこれは深い話だと感じました

瑚次郎 #0 - 16/12/31
すごく面白い☆
見事に花でまとまってますな。
不治の病か……
主人公には生きていてほしいですけどこれはどうなるか想像するしかない(´-ω-`)

ルア #0 - 16/12/31
あと、昔ってあんまり医学なかったじゃないですか。
だから大人達は移ると勘違いした…的な…?

ルア #0 - 16/12/31
解説的なものを書きます。

まず"生まれた頃から"
"産まれた頃から"これじゃだめなのか。
産まれた頃から→お母さんのお腹の中から
生まれた頃から→この世界に生まれた
と言うのを意識しました。
転生していない第一の人生的な?

そして親友は昔話をした。
それは小説で言う"私"の事を。
なのでこの昔話は生まれた頃に
"私"と親友が体験した話となります。
だから知らない女の子は親友の頃を差します。
これはまだ第一の人生です。

それで"私"が暗い話だね。
って言う所とか一番最初の昔話入る前とかは
第二の人生です。
第二の人生と言っても、同じ第一の人生を上書きするだけです。
なので最後は花が憎く感じたと言うわけです。
ある意味何度でもも一緒のシステムです。

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語彙力なさ過ぎて伝わらないかもしれません(^_^;)
分からないってとこはコメントで教えてくれれば…
意味が矛盾してるかもしれません。

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