これまでのあらすじ

『短編小説《自由》』
1章.短編小説《自由》読者948 評価4 分岐6
2章.ゴミクズの花読者679 評価3 分岐1
3章.サクラとタンポポ読者489 評価0 分岐1
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ルア
16.12.28
476
2
1
小さい頃僕は女の子しか友達がいなかった。
そして心を閉ざしかけていたそんな僕に
『キャッチボールしよーぜ!』
話しかけてくれた男の子がいた。
僕は友達が女の子とあっておままごとくらいしかやったことがない
「でも…僕キャッチボールなんてやったことが…」
その男の子が話しかけてくれたことが嬉しい。
でも、僕にとって大げさかもしれないけど荷が重かった。
投げられたボールなんか取ったことが無いし
何よりも投げた事もなかったから。
でもその男の子が
『んー…じゃ、教えるから!おもしれーぞ!一回やってみろよ!』
そんな言葉に押されて僕はやる事になった。
『最初お前が投げろ!』
「わ、わかった…」
僕は自分の中で限界を超えるくらい精一杯投げた。
僕の投げたボールを取った男の子が目を見開いた。
『お前すげーよ!こんな速いボール投げれるなんて!』
僕の方に笑顔で近づいて来る。
『俺の友達と今度野球ごっこしよーぜ!俺らだけじゃなくさ!』
「う、うん…!」
勢いで返事をしてしまった。
まぁ、でも上手くいけば他の男の子の友達が出来るかもしれないし
やってみるだけやるか、と思いながら
心の奥底では凄く喜んでたりもする。

次の日。あの男の子は友達を連れてきた。
その子の友達にも凄いって言われた。
『なぁ!俺達で野球選手目指さねー?』
皆それに乗った。僕は
「や、やりたい!」
その時僕は皆に心を開いた。
『あとさ!願いが叶うっていう大きな木の場所あるから一緒に行こーよ!野球選手になれるようにって!』
そして大きな木の場所に行くと僕達は手を繋ぎその大きな木を囲んだ
誰も喋っていっていないのに。心の中で通じ合ったんだ。

〜20年後〜

僕達は野球選手になることができた。
そして僕達はもう一度あの大きな木の場所に行った。
そして20年前の様に誰も喋らず手を繋ぎその大きな木を囲んだ
どこか懐かしいような気がしたのは皆思った事だった。

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筆者:ルア  読者:442  評価:4  分岐:1

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このストーリーの評価

谷みちる #0 - 16/12/28
すごく面白い☆
[大きな木]良かったです!
青春って感じがしました。

ルア #0 - 16/12/28
長くなりました…(^_^;)

でも始業式の言葉考えて書くのに行き詰まってたので
良い息抜きになりました!

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