これまでのあらすじ
『私の声が届くまで』
この物語は 恋愛 です
私はまた男の子の手をとって、
ほんとうに
と書いてはてなマークを書き足した。
「うん。ほんとうに」
と男の子は嬉しそうに言う。
歌っていっても、なんかでないんだよ?
ひゅうひゅう空しい音がするだけなんだよ?
喋ることができるなら、私はそう言いたかった。
聴いてみたいな。
男の子の言葉が、なんだか頭から離れない。
ちょっと歌ってみようか。
でも、男の子ががっかりする顔を見たくない。
でも……
しばらく悩んでから、男の子の顔をみつめた。
ほんとうに
と書いてはてなマークを書き足した。
「うん。ほんとうに」
と男の子は嬉しそうに言う。
歌っていっても、なんかでないんだよ?
ひゅうひゅう空しい音がするだけなんだよ?
喋ることができるなら、私はそう言いたかった。
聴いてみたいな。
男の子の言葉が、なんだか頭から離れない。
ちょっと歌ってみようか。
でも、男の子ががっかりする顔を見たくない。
でも……
しばらく悩んでから、男の子の顔をみつめた。
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筆者:さし 読者:326 評価:0 分岐:1