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『私の声が届くまで』
この物語は 恋愛 です
1章.私の声が届くまで読者597 評価2 分岐2
2章.声のない歌読者456 評価0 分岐1
3章.ごめん…… 読者423 評価0 分岐1
4章.手のひらに読者363 評価0 分岐1
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唐笠
14.10.05
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「僕のために、歌ってくれる?」


私はびっくりして男の子の顔を見た。
今のが伝わらなかったのだろうか。

もう一度手に言葉を書こうとすると、彼の手がやんわりと制する。

「声が出せないんだよね」

わかっているなら、どうして。

私の表情で言いたいことが伝わったのか男の子は微笑んだ。

「それでも君は歌を歌っていたんだ。僕も聴いてみたいな」


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筆者:さし  読者:367  評価:0  分岐:1

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唐笠 さんが投稿した リレー小説 「 僕のために 」「僕のために、歌ってくれる?」私はびっくりして男の子の顔を見た。今のが伝わらなかったのだろうか。もう一度手に言葉を書こうとすると、彼の手がや…
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