これまでのあらすじ
『好きのち大好き』
この物語は 恋愛 です
素の私はこんなに明るくない。家では、とても静か。何かを親に言われたら、それに必ず従う。怒られるのが嫌だから。人の怒ってる顔を見たくないから。何よりも、嫌われたくないから。私は、保育園の頃、素の自分でいた。でも、ある日、「りのちゃんってノリ悪いから大嫌い。」「私も~」という友達の私に対する陰口を聞いた。それから、あの日みたいに人に嫌われたくないから、ノリのいい、女の子を演じてた。小学校もそれが続いた。でも、もう疲れた。素の自分でいたい。
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筆者:赤石 まりね 読者:231 評価:0 分岐:0