『好きのち大好き』

この物語は 恋愛 です

ひなこ）あぁ〜！
朝の会。静まる教室に雛子の悲鳴が響く。
先生）小林さん。どうしたの？
優しく聞く。
ひなこ）私のポーチがない！ピンクのポーチ　　　　がっ！
たくや）忘れたんじゃねーの？
ひなこ）学校で今日使ったの！…あれが無か　　　　ったら…。うぇ～ん！
泣いた。めんど…。はやくさがしたほうが…
りの）探…
たくや）探そう！
りの）たっくん！
みんな）そうだな…！みんなで探そ！
みんなで探した。でも、みつからなかった。
りの）どうしよう。雛子が…！
ひなこ）どうしよう。りのちゃん！
私にきいても…ねぇ？
　　　　　-ードンッ！-ー
つばき）ごっ、ごめん！
はな）ごめんね！
急いでるみたい。どうしたんだろう？
立つと、何か踏んでしまった。
りの）あっ！これ！
ひなこ）私のポーチ！ありがとー！りのちゃ　　　　ん!どこにあったの？
りの）ここ。
ひなこ）そこも見たのにな！まぁありがとう　　　　！
りの）いーえ。よかったね！
ひなこ）うん！

筆者:赤石　　まりね  読者:309  評価:0  分岐:1