これまでのあらすじ

『短編集』
この物語は 短編集 です
1章.短編集読者833 評価0 分岐18
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惑星収集家
15.02.14
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今日は2月14日だ。
世の中はバレンタインデーらしい。
あたしには全く縁のない年中行事の内の一つともいえる。
社会人になって数年が経った。
普通に祝日は出勤し、夏休みなどの長期休暇なども殆ど無くなった。
個人的にほぼ皆無に等しい長期休暇の方が、年中行事で縁遠くなり悲しいと思うぐらいだ。

それに比べればバレンタインデーなど、どいでも…まぁ、あたしは恋人居ないし

と、こたつにすっぽり埋もれながら点いているテレビの音を聞き、部屋の時計を見た。
只今の時刻はだいたい午後20時30分位だ。
後数時間で明日になる。

本当に20代何もせずに終わるなぁ

身体を起こし机の上のセロハンに包まれたチョコレートを取り出し口に入れる。
同世代、同級生達が結婚や恋愛をする中あたしは特に何もしてない。
若干これでいいのか、と不安にもなる。
だが結局は特に行動に移すこともなく、今のように目の前にあるものに興味を示し好きなことしかしない。

今が楽しけりゃいっか~……一応やることはやっているし

チョコレートを噛み明日の休日をどう過ごそうか考えながら、再びこたつに横になるとチョコレートが無くなったセロハンが風で飛んだ。

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惑星収集家 さんが投稿した リレー小説 「 机の上の包み紙 」今日は2月14日だ。世の中はバレンタインデーらしい。あたしには全く縁のない年中行事の内の一つともいえる。社会人になって数年が経った。普通に祝日は出勤し、夏休みなどの長期休暇な…
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