これまでのあらすじ

『愛していました。憎んでいました。』
この物語は ファンタジー です
1章.愛していました。憎んでいました。読者300 評価0 分岐1
2章.一番に、連れ去られた君と連れ去った僕読者234 評価0 分岐2
著者
投稿
読者
評価
分岐
燐灯
14.10.28
359
0
0
今日も僕は君に話しかける。

「おはよう」

勿論返事は無い。
そんな日々を繰り返し送ってきた。

何気なく綺麗な君を見つめ、
そっと頬を撫でる。
すぐ壊れてしまいそうな儚く、美しい芸術品のようだ。

「綺麗だね」
そう言い放った言葉も、きっと君には届いていない。
君は眠ったまま、ぴくりとも動かない。

突如、僕を襲う寂しさ。
それが何なのかもわからない。
分からないままに増幅されていく寂しさ、虚無感。

僕は息が苦しくなった。


暗い暗い部屋で、僕は君と二人きり。
永遠に眠る君と、二人きり。

物語の続きを書く

物語の感想を書く

訪問有難うございます

リレー小説

みんなのコミュニティ

アーカイブス


» 過去ログ
燐灯 さんが投稿した リレー小説 「 寂しさと虚無感 」今日も僕は君に話しかける。「おはよう」勿論返事は無い。そんな日々を繰り返し送ってきた。何気なく綺麗な君を見つめ、そっと頬を撫でる。すぐ壊…
2017 - copyright© みんこみゅ - リレー小説 all rights reserved.