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『愛していました。憎んでいました。』
この物語は ファンタジー です
1章.愛していました。憎んでいました。読者300 評価0 分岐1
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闇色モノクローム
14.10.28
234
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2
暗い暗い部屋で、僕と君はふたりきり。

人形になっちゃった君を、僕はずっとお世話している。

綺麗な綺麗なベッドに横たわって、瞬きすらせずに…ピクリとも動かずに…眠っている。


「おはよう…朝ご飯、作ったからね」


反応はない。
元より自己満足の会話だったから、今更驚きはしない。

僕は、ベッドの近くの椅子に腰掛けて、ささっと作ったサンドイッチをかじる。
挟んだレタスがシャキシャキして、とても美味しい。

食べ終わると、今度は君にサンドイッチを食べさせてあげる。
人形が食べ物を食べるのか…もちろん、食べる。普通の人には分からない、が。

そう、僕は普通じゃない人間。

死ななくなってしまった。

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筆者:燐灯  読者:358  評価:0  分岐:0
筆者:闇色モノクローム  読者:242  評価:0  分岐:0

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闇色モノクローム さんが投稿した リレー小説 「 一番に、連れ去られた君と連れ去った僕 」暗い暗い部屋で、僕と君はふたりきり。人形になっちゃった君を、僕はずっとお世話している。綺麗な綺麗なベッドに横たわって、瞬きすらせずに…ピクリとも動かずに…眠っている。
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