これまでのあらすじ
『愛していました。憎んでいました。』
この物語は ファンタジー です
暗い暗い部屋で、僕と君はふたりきり。
人形になっちゃった君を、僕はずっとお世話している。
綺麗な綺麗なベッドに横たわって、瞬きすらせずに…ピクリとも動かずに…眠っている。
「おはよう…朝ご飯、作ったからね」
反応はない。
元より自己満足の会話だったから、今更驚きはしない。
僕は、ベッドの近くの椅子に腰掛けて、ささっと作ったサンドイッチをかじる。
挟んだレタスがシャキシャキして、とても美味しい。
食べ終わると、今度は君にサンドイッチを食べさせてあげる。
人形が食べ物を食べるのか…もちろん、食べる。普通の人には分からない、が。
そう、僕は普通じゃない人間。
死ななくなってしまった。
人形になっちゃった君を、僕はずっとお世話している。
綺麗な綺麗なベッドに横たわって、瞬きすらせずに…ピクリとも動かずに…眠っている。
「おはよう…朝ご飯、作ったからね」
反応はない。
元より自己満足の会話だったから、今更驚きはしない。
僕は、ベッドの近くの椅子に腰掛けて、ささっと作ったサンドイッチをかじる。
挟んだレタスがシャキシャキして、とても美味しい。
食べ終わると、今度は君にサンドイッチを食べさせてあげる。
人形が食べ物を食べるのか…もちろん、食べる。普通の人には分からない、が。
そう、僕は普通じゃない人間。
死ななくなってしまった。
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筆者:燐灯 読者:358 評価:0 分岐:0
筆者:闇色モノクローム 読者:242 評価:0 分岐:0