日本の安全保障などを考える鼎談―戦略と互恵性なき日米同盟
  
 2015年に『新・自衛隊論』を世に出した「自衛隊を活かす会(自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会)」であるけれども、
同会の代表を務める柳澤協二さん(元内閣官房副長官補・防衛庁運用局長)と呼びかけ人である伊勢崎賢治さん(東京外国語大学教授)、
同じく加藤朗さん(桜美林大学教授)の鼎談を纏めたのが本書である。
はじめに、
同会は「自衛隊を否定するのでもなく、
かといって集団的自衛権や国防軍に走るのでもなく、
現行憲法のもとで生まれた自衛隊の役割と可能性を探り、
活かす道を提言すること」を基本的な目的として2014年6月に発足している(前掲書p.316)。
前書は、
現行憲法のもと、
日本防衛と国際貢献の2分野において、
どのように自衛隊を活用すべきなのか、
を自衛隊の元将官なども交えて議論した訳であるが、
今回は「日米安保(体制)」に焦点を絞ったお三方の議論が開展されている。


 まず、
外交を含めた日本の安全保障の問題について、
必ずしも我が国固有の事柄ではないのかもしれないが、
「理想主義(Idealism)」と「現実主義(Realism)」あるいは「当為(Sollen)論」と「実在(Sein)論」が正面衝突し、
なかなか議論の噛み合わない面がある。
ただ、
例えば、
アメリカではトランプ政権が成立し、
「日米安保(体制)」の行く末が今一つ見えづらくなってきているのは事実だろう。
そうした状況も踏まえ、
安全保障問題の専門家、
国連PKOの実務経験者、
国際政治の研究者によるこの鼎談は、
まさしく「理想主義」と「現実主義」のアウフヘーベン(止揚)を目指した内容となっている。
具体的には、
「アメリカ抜きで日本の国土を守れるのか、
海外で戦った場合にどういうことが起きるのか、
そういう課題とどう向き合っていくのか、
そして、
同盟にかわる選択肢を提示できるか」などが話し合われている(p.15)。
新・日米安保論 (集英社新書)

その他の感想

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開封後の衝撃・・・
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これは漫画でも小説でもない。ひとつの演劇だ。
フリーズ
なかなかい良いと思う。
戦国立志伝と革新PK比較レビュー
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直立できない
ちょっとタイトめかも…
綺麗に貼れましたが
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辞書的に使えばよいかも?
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柔らかいケーブルなのでLAN端子が付けやすい
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