ソロキャンプにお勧め

この手の商品を使うのは初めてでしたが、
とても良い商品と感じました。

まず、
新聞紙を軽めに丸めて中の網の上に置き、
その上に直径1センチ程度より細めの枝を手でパキパキと割って上に乗せ、
ライターなどで新聞紙に火をつけます。

そうこうしている間に火柱が出るほど燃え上がってきますが、
細い枝はあっという間に燃え尽きてしまうので、
枝などでつんつんと下に押し込みながら隙間を埋めてさらに少し太めの枝を（といっても1センチより少し太めのもの）を上に乗せてました。

枝をくべた直後は煙が出ますので、
少しこれが収まった時点で1.5リットルのステンレスポットを乗せてお湯を沸かせてみましたが、
火力が安定しないのでなかなか沸騰してくれません。

またもや中をつんつんとしたところ、
下の方はすっかり燃え尽きてまた隙間だらけになっていたため、
とにかくお湯が沸くまでは手を休めずつつきながら枝をくべ足して行きました。

結果、
20分ほどかかりましたが、
無事沸騰しました。

ちょっとしたコツがいりますが、
火と相談しながらちょこちょこと薪をくべたしていくのはとても楽しく、
日頃の仕事疲れを忘れるように思います。

そして肝心の安全面ですが、
これも良いと思いました。
今回は真冬の屋外で気温がマイナス3度の実験的にお湯をわかすのみでしたが、
レーザー温度計を使って燃焼中の本体温度を測ってみたところ、
一番燃えている時で上が400度~500度程度、
胴体の真ん中は50度ほど、
下の穴のあたりは30度ほどなので、
勢いよく燃えていても手袋無しでそこそこ移動が出来ました。
一応安全のため煉瓦の上で燃やしてみましたが、
移動して真下の温度を測定したところ、
表面温度は20度以下でした。
これなら火事の心配も少なく手軽に燃やせます。

コーヒーを入れたい。
ラーメンのお湯を沸かしたい時などのソロキャンプでは燃料を現地調達出来るので大変便利と思いますし、
何よりガスなんかより圧倒的に楽しい。

本格的な料理や暖を取る等の利用というのであれば、
大きい方が長くて太い薪をくべられるので、
そちらを選ぶと良いと思います。

私は両方買いましたが、
どちらも満足です。