『恋の始まり』

この物語は 恋愛 です

公園のベンチで項垂れていたら
声が聞こえてきた

直ぐに
あの人だと気が付いた

ハッと、顔を上げると
あの人が公園の近くを歩いていた。

俺は慌てて立ち上がり
再び、座った。

彼女は、一人ではなく
笑っていた。

キラキラとした笑顔を
隣を歩いている
男に向けて…

そう…だよな。
あんなに綺麗な人に
恋人が居ない方が
居ない訳が無い

俺は名前さえ知らない…