日本、中国、そしてアメリカ。次はどこだろう。
 資本主義の壮絶な一面を描くハゲタカシリーズは、
これまでアメリカの投資ファンドマネージャ鷲津雅彦が1990年代後半バブル崩壊にあえぐ日本に乗り込んで企業を買いたたく姿を描いた「ハゲタカ」、
その続編として日本の大手企業との息詰まる買収合戦を描く「バイアウト(のちに「ハゲタカ2」)」、
アメリカの投資ファンドを離れてプライベートファンドであるサムライキャピタルを立ち上げた鷲津が、
日本最大の自動車メーカーアカマ自動車を巡って中国国家ファンドと壮絶な戦い繰り広げる「レッドゾーン」と続いてきました。

 第4弾となる今回の「グリード」は、
2007年ごろからサブプライムローン問題に端を発するアメリカでの金融危機危機を舞台に、
投資銀行の崩壊とアメリカを代表する企業の買収を巡る話です。

 「グリード」とは「強欲」という意味、
本来の目的を見失い、
金儲けだけが目的の金融商品を生み出して繰り広げたマネーゲームの結果、
多くの人々を不幸に陥れ、
世界経済を危機的な状況に陥らせたアメリカの投資銀行。
このゲームに乗せられ、
経営危機に陥ったアメリカを代表する巨大企業アメリカン・ドリーム社、
政府機関をも動かす力を持ち「市場の守り神」と崇められていた投資家サミュエル・ストラスバーグ。
アメリカ国民の恨みを買うかもしれない相手に戦いを挑む鷲津には、
強欲におぼれた連中を叩きのめすという強い信念があった。

 自らが撒いた種で苦しみ、
もがき、
狂気にも似た手で生き残りを図ろうとする金の亡者たちをリアルに描くとともに、
お互いに主導権を取ろうと画策する息詰まる攻防が見所です。

 この小説は経済誌の連載で、
日付が打ってある章立てとなっていますが、
最初は1か月飛ばしぐらいの話がぽつぽつ続くペースだったものが、
物語の後半3分の2は2008年9月前半の2週間でのそれぞれの姿を描き、
リーマンブラザーズが倒産した9月15日にクライマックスを迎えます。
グリード 上

その他の感想

8ヶ月の子供のために購入
映画の敵は何故出さないのか。
古いバイクの現代風モディファイに
もちろん完璧ではない
データに基づいた記述で納得
とてもかわいいです。
もと安く!(*^_^*)!なったら!!
まだ読みだしたばかりだけど
値段のわりにはよかった。
ほっこり。
使用してます。
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