「アルヨことば」で観る中国人像だが情緒的歴史観に疑問が残る.
このページの上の「商品の説明」には、
「これながいきの薬ある。
のむよろしい。
」と言う、
中国人が話すとイメージされる典型的(片言の)日本語表現(著者は「フィクション」とする)について、
「中国人を表象するこうした言葉遣いは、
実在した話し方が元になっているのか。
また歴史的にどのようにして中国人と結びつけられるようになったのだろうか」と疑問を呈している。
本書はかかる中国人(外国人)の典型的な日本語表現、
著者の言葉では「ステレオタイプ」な「アルヨことば」(序章)で表象する中国人像の形成、
「アルヨことば」の起源、
実態、
変遷など、
明治期から現代に至るまで、
文芸作品や外国人の記録、
コミック、
そして中国側から観た日本人の言語表現(「抗 日」映画における日本人像)まで考察している。
本書は概略を示す序章と中国の「抗 日」映画等に見える中国人の描く日本人像を考察する終章を除いて、
(1)宮沢賢治作品に観る「アルヨことば」など、
(2)開港後の横浜に観られる「アルヨことば」の源泉としての「横浜ことば」ほか、
(3)「横浜ことば」から「のらくろ」漫画に至る「アルヨことば」の完成と明治・大正・昭和前期の時代背景との関連ほか、
(4)「満 洲」時代(地域)に観る「アルヨことば」(「満 洲」ビジン成立)の変遷と時代背景など、
(5)WW2後のコミック等に見える「アルヨことば」の変化など、
以上の5章からなる。


著者の筆致には、
時として日本と中国(清朝末期及び「満 洲」時代)の歴史性に立ち入るものが散見される。
本書の趣旨が現代まで使われている「アルヨことば」と日本人の観る中国人像の考察であるため、
日・中の歴史的背景に関する言及も不可避であるから、
著者の歴史観を基準とすることは理解できる。
そして本書の趣旨から観ると、
その当否は格別ながら「アルヨことば」が本来は「フィクション」であって、
「ステレオタイプ」な中国人像であると言う主張が基本にある。
また他方で「抗 日」映画における「鬼 子」ビジンもまた、
日本人を「残 虐」等と表現する(政治的な)「ステレオタイプ」または「フィクション」に他ならない(190頁以下)。
さりながら中国側の政治・政策的思惑で創られた個別具体的な「抗
コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき (そうだったんだ!日本語)

その他の感想

思ったより悪くなかった
舞妓バージョンにハズレなし!
台湾料理を家庭で作りたくて
値段を考えたらいいと思います
剥がす部材に合わせた使い方を。
コツをつかみ、食材に応じて使い分ければ便利この上なし。
普通の軟式ボール
VB6.0の参考書として購入!
神社の系譜
曲数は多いけど…
もうトイボックスがエルくん機でいいじゃないと思います。
暇なときに良い
これはない!
おおかみは赤ずきんの顔をして近寄ってくる
小学生の子供のために
小さい部品ですが!
う〜ん、うなるな。なるほどねえ!
楽でオススメ
とても手頃
中性脂肪が!
各カテゴリーにわかれていて時々タメになります
フィジカル・グラフィティ
上手にまとまっている一冊
英語教師必読の書
3拍子そろった本
第2巻も十分読ませました。
安くて良いと思います
期待しすぎたかも。
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