う〜ん、うなるな。なるほどねえ！

英語は道具だから道具だけを上手く使えても無意味だ。

問題はその道具で何ができるか、
つまりしゃべる中味
が問題だ。
英語は片言でも仕事ができればそれでいい。

これは投稿者の持論だが、
本書の著者植山周一郎さんの要求
はもっときつい。
英語も一流、
人間力も一流になれという。

まあ、
投稿者には無理だが読んでいるだけで目からウロコが
ポロポロ落ちる。


植山さんは英国ソニーで営業部長を長年勤めた。

現在は国際コンサルタントとして世界を舞台に活躍中である。

その植山さんが言うには英会話が達者というだけではダメだ。

世界で一流のビジネスマンと遣り合うにはグローバルに通用
する人間力をつける必要があるという。


グローバル人間の要素とは；
１、
Inner qualities 内的資質
政治、
経済、
文化、
歴史、
芸術、
哲学などの知識や洞察力
２、
Outer quality 外的資質
服装、
表情、
ボディランゲージ、
声など周りの人が見たり
聞いたりする要素
３、
An understanding of global business
グローバルビジネスに対する理解、
交渉の方法、
手順、
礼儀作法
４、
A charming personality 魅力的なパーソナリティ
国籍を超越して多くの人を魅了するパーソナリティ

従って本書には交渉、
プレゼン、
トラブルシューティングなど
各ビジネスシーンで使う適切な英語から接待、
雑談時に相応しい
会話まで多彩な例文と解説が満載である。

常に手元に置いておきたい、
出張にも持っていきたい一冊である。