これまでのあらすじ
『ヒカリとカゲ』
「それでね~、御影君が私に・・・・あっ、光ちゃん、おはよー・・・・って、朝から目にハイライトないけど!?」
「ボクのかげ君がどうしたんですか・・・?」
「いや、夢の話だからね!?」
朝からハイテンションな彼女は北條美紀ちゃん。ボクとかげ君が付き合い始めてからもかげ君のことが好きないわば好敵手です。
スラッと高身長でお胸も大きめ、さらに意外と頭もよく、よく告白されてるのを目にするモテる美人。
ちなみにボクはというと低身長、まな板、頭は悪いの三拍子揃ってさらにブスまではいかなくても美少女とはいえない童顔。・・・・泣きそうになってきました。
「あっ、ホウジョウさん、おはようございます」
「あっ・・・・おっ、おはよう、御影君・・・・」
かげ君の突然の挨拶にテンパる美紀ちゃん・・・・地味に可愛くてうざいです、許せません。
「そういえば、ヒカリさん。宿題書き写さなくていいんですか?もう、授業始まりますけど・・・・」
「あっ・・・・」
すっかり、忘れてました。
「ねぇ、光ちゃん」
「なんですか、美紀ちゃん」
「まだ、御影君、『記憶』戻らないの?」
「・・・・・はい」
ボクの脳裏にあの日の光景が写し出されました。
フロントガラスが割れた車、たくさんの人、白いYシャツを赤く染めたかげ君、そして、降り続ける雨ーー
「・・・・早く記憶、戻ればいいね」
「はい・・・・」
「ボクのかげ君がどうしたんですか・・・?」
「いや、夢の話だからね!?」
朝からハイテンションな彼女は北條美紀ちゃん。ボクとかげ君が付き合い始めてからもかげ君のことが好きないわば好敵手です。
スラッと高身長でお胸も大きめ、さらに意外と頭もよく、よく告白されてるのを目にするモテる美人。
ちなみにボクはというと低身長、まな板、頭は悪いの三拍子揃ってさらにブスまではいかなくても美少女とはいえない童顔。・・・・泣きそうになってきました。
「あっ、ホウジョウさん、おはようございます」
「あっ・・・・おっ、おはよう、御影君・・・・」
かげ君の突然の挨拶にテンパる美紀ちゃん・・・・地味に可愛くてうざいです、許せません。
「そういえば、ヒカリさん。宿題書き写さなくていいんですか?もう、授業始まりますけど・・・・」
「あっ・・・・」
すっかり、忘れてました。
「ねぇ、光ちゃん」
「なんですか、美紀ちゃん」
「まだ、御影君、『記憶』戻らないの?」
「・・・・・はい」
ボクの脳裏にあの日の光景が写し出されました。
フロントガラスが割れた車、たくさんの人、白いYシャツを赤く染めたかげ君、そして、降り続ける雨ーー
「・・・・早く記憶、戻ればいいね」
「はい・・・・」
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筆者:何事にもにわかな者 二和 読者:223 評価:0 分岐:0