本試験25年分+追試験2年分

言わずと知れたセンター赤本です。

本試験25年分（初年度から2014年まで）と　追試験2年分（2013/2012）ついてます。

＜要点＞
・本試験25年分全て収録してあるのは評価できる
・追試験で何故か2014年追試験が載っていない。
一番載せるべき追試年度にもかかわらず。

（河合、
駿台、
代ゼミなどの過去問、
模試本に収録されています）
・解答は標準的だが、
別解たまに載っている程度。

・旧課程が物理Iの範囲であるため、
物理IIの範囲に渡る問題は回答も少しぼかして（詳しく説明せずに）逃げている
・「原子分野」の過去問が1996年までの旧旧課程にしか載っていない（最近のセンターには出題なし）
・力積・円運動・単振動・万有引力が過去の範囲外であったが来年は出てくると予想している
・よって、
赤本を完璧やっても　新課程の範囲が広くなったので未出題領域を演習しなければ十分ではない。


こういう本は収録年度数を競うところがあり、
出来るだけ多くの年度を収録していなければなりません。
その意味で本試験25年全部を収録したのは大いに価値があります。
問題は追試験の収録年数です。
つい最近までは追試験も4年分収録されていましたし、
7,8年前までは追試験も全部収録されていました。


＜追試験収録年数について＞
ここ2年ほどで追試験収録年数がたったの2年になりました。
おそらく収録枚数の事情で追試験収録年数を減らすことになったと推測されますが、
これが非常に残念です。
（河合塾の黒本は最新のものでも4年収録してあります）7,8年前は赤本も黒本も本試験・追試験全部収録してありました。
センター試験も20回を超え収録ページ数に制限があるためか追試験収録年度は徐々に減らされて現在に至ります。
追試験は本試験と同等かそれ以上の難度がありますので是非演習のために載せて欲しいと思います。


＜模範解答について＞
力学ではおおよそ標準的な解答が用意されており、
電磁気でも波動でも熱力学でも納得しやすいものを選んで解答として載せてあるが、
限られたスペースの問題もあり「何故ここで