クオリティは高いがレジェンドライダーロックシードとして見ると単体のプレイバリューの低さが目立つ

こちらの商品のほうがレビュー数が多いため、
ウィザード＆Wロックシードも込みでレビューします。


初のレジェンドライダーロックシードのDX版ということで塗装の質感、
LEDのバラエティ、
各フェイスプレートに対応した個性的な変身音と安定したクオリティであることは間違いありません。
Wはウィザードのバックはそれぞれメタリックグリーン、
レッドの塗装なのでスタイリッシュで映えますね。


また必殺技もWでは二発目、
三発目のサイクロン・ジョーカーのあとに一発目のマキシマムドライブへつなげたり、
フォーゼでは二発目、
三発目のドリル、
ロケットの後に一発目のリミットブレイクにつなげると原作同様のなりきり感があって楽しめます。
こうした必殺技どうしの連携はレジェンドライダーならではの遊びで評価できます。


ただしいくつか残念な点も見当たります。


単体遊び

今回はDX版ということもあって背面のスイッチを押すとインベスゲームのように「レジェンドライダーバトルスタート」をはじめ3種類の音声がなります。
そしてベルト音声、
必殺技遊びは戦極ドライバーに装着してようやく聞けます。
劇中のフルーツのロックシードならなりきりのために重要ですが今回の商品は「過去ライダーのどんな音声がなるのだろうか？」という関心も高いため今までのカプセルロックシード、
SGロックシード同様に背面スイッチだけで変身音、
必殺技をならせる簡易な作りで良かったと思います。
いちいち棚から本商品を取り出し、
ベルトを取り出してフェイスプレートもあったものにつけるというのは手間で、
背面スイッチを押すだけの単体で完結するファンアイテムにしてもらいたかったです。


価格

二つセットで家電量販店、
アマゾンでおよそ2,800円、
全てそろえると5600円です。
ベルト一本に迫る勢いの価格＋ベルトがないと満足に遊べないという仕様も込みで今回の劇場版から入ったファンならばつらい仕様です。
塗装もWやオーズは素晴らしいですが他の500円で購入できるレジェンドライダーロックシードシリーズもライダーと背景の塗装のクオリティは高いのでDX版ならではの価値が思ったより感じられません。