植物名の翻訳に間違いあり
他のレビューで書かれているとおり,シシリーの絵が大変美しく,本の装丁も素敵なのですが,
植物名の翻訳に気になる箇所が多数あるので,そのうちのいくつかを指摘しておきます。


・えんれい草(本文ママ)
これはエンレイソウではなく,サトイモ科の仲間(日本にある近縁のものではマムシグサなど)です。
エンレイソウはユリ科であり,花の形からして明らかに違います。


・プラム(Sloe)
これはスピノサスモモといって,確かにプラムの仲間ではあるのですが,この植物の別名がリンボクとされているのは間違いです。
これら2つの植物の学名はよく似ているので(スピノサスモモはPrunus spinosa,リンボクはPrunus spinulosa)混同してしまったのかもしれません。
ちなみに,Sloeはスピノサスモモの果実のことを指し,植物そのものはblackthornというそうです(wikipediaより)。


・ ニチニチ草(本文ママ)
これはツルニチニチソウです。
確かにニチニチソウとは見た目も名前もよく似ていますが,分類学的には属のレベルで異なります。


・マリーゴールド
これはキンセンカです。
キンセンカは英語ではPot Marigoldと表記されるので,そのままマリーゴールドと訳してしまったのでしょうか。


他にも間違いを挙げればきりがないのですが,全体をとおして,植物名がひらがなと漢字が混じって表記されていたりカタカナ表記であったりと,表記法が統一されていないことも気になりました(基本的に,動植物の正式和名はカタカナのみで表記)。


翻訳者は植物にかなり疎い人なのではないでしょうか。

詩文の翻訳は絵のイメージそのままにとても素敵なのですが,植物名の翻訳間違いの多さは目に余るものがあり,これではせっかくのシシリーの詩画集が台無しです。
本当に残念です。

植物に詳しい人のチェックが入った改訂版の発刊を強く望みます。
フラワーフェアリーズ  (花の妖精たち 愛蔵版)

その他の感想

燻製作りに必携
短時間でポイントをおさえられる
ソロシングル12枚連続リリース!その一枚目…
GPS大丈夫そうです
高校野球もイイけど
すごく良く、スクフェスacにも使える
初のリア充冬休み
人情噺をさせたら…
感度は微妙、デザインは良
デリケートゾーンに
塩分制限、コスメに
自分を変える、これからの考え方
まだ買える
過労死薬学者の転生ライフ
カッコいいよ
可愛いすぎるマル!
スッキリ剃り上がります
プレゼントに。
さすが、ロワジャパン
わんこに。
以前は、69インクを使用
安い!冷たさが持続してめちゃくちゃ気持ちいいです!
困難に直面した時に落ち込んでしまう方におすすめ
やわらかい香り
アゾン1/3セイバーと同規格なのにウィッグが合わず、キャラクタードールでの使用の際はご注意を。
表紙買いの人がGPF優勝記念として割り切って買うにはおススメ
娘の英語学習用に
すぐに冷たくなります
まあ、あった方が良いかな、位のもの。
戻る