日本美術の流れをハンディな体裁で、全容を簡単に理解できるように編集
日本美術史界の第1人者というべき辻惟雄元多摩美術大学学長と泉武夫東北大学教授による編著です。
序の辻惟雄氏の言葉で語られていますが、
「かざり」「あそび」「アニミズム」の3つをキーワードとして、
日本美術史の探訪をスタートします。
視点のユニークさが本書の魅力であり、
個性だと思っています。


オールカラーですし、
有名な作品は一通り網羅されています。
時代区分は美術史の区分を使用しています。
作品は比較的小さい扱いですが、
解説はそれに比較して詳しく丁寧な記述です。

本文181ページ、
日本美術年表14ページ、
編・執筆者紹介4ページ、
作品リスト10ページ、
人名索引7ページ、
作品名索引5ページという構成になっています。
簡単に作品にたどり着けるようなツールが施してありますので、
古代から20世紀末まで、
日本美術の流れをハンディな書で理解しようとする向きに有用でしょう。


ただ、
あくまで本書は初学者の手引きという域をでません。
現在発売されている本の中ではハンディで廉価という意味において最適だと思います。
もっと詳しくは美術全集や、
ジャンル別の専門書にあたってもらう必要があります。
大切な点は、
これを片手にできるだけ多くの実物と対峙してほしいということです。


本書に掲載してあるような素晴らしい作品と対面した時、
人類の持つ偉大な才能にただただ感心し、
畏怖するばかりです。
人類の叡智と言われますが、
まさしくその通りで、
名作の輝かしさを本では味わうのは難しいでしょう。
細部に至る表現力にも関心を払うべきですから。
日本美術史ハンドブック (ハンドブック・シリーズ)

その他の感想

日本にしかない、佳き仄昏さ
アメリカが何ですのん?
肉感的(^ω^)
構成が残念
二階から落下しました
再レビュー…
コストパフォーマンスは高い製品ですね。
作りはしっかりしている方だと思います
腹筋にきく
CoCTRPGのキーパーなら持っておくべきだ
今 若い方たちに是非読んで頂きたい
ちょっと幅が…
昭和の歌謡曲を万遍なく収載
デザインはかわいいけど
実は、かなりすごい日本
巨大ロボットはいかにして動くのか?
子供の時計入門に
やはり国内メーカー
偉人にかく教えられた
メガネ洗浄用に購入
さくっと読んで理解できました
大きくて、浮力も十分、子供も大喜び!!
予想外に大き目
傷だらけ…ほんとに新品?
ローズの香り??
家族の集合を またかけなくっちゃ
OSの切り替えが便利だ!
ごめんなさい!アオリOKでした!(旧:くねくねというよりミシパキベキグキ)
Y.B
色が鮮やかで綺麗で速い
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