昭和の歌謡曲を万遍なく収載
 本書は戦前から戦後に発売された歌謡曲51曲について、
歌詞及びそれに関連するエピソードを記述したものです。
当初は昭和初期の歌や戦後間もない頃の歌だけかなあと思って購入してみましたが、
意外にも昭和後期の曲も収載されていました。
うれしい誤算です。
51曲のうち、
戦前のものは12曲、
戦後のものは39曲です。
最も古いのが昭和3年の藤原義江の「出船」で、
最も新しいのが平成元年6月の石川さゆりの「風の盆恋歌」です。

 各曲について平均して5ページ前後で記述してありますが、
曲によっては大きなスペースを割いて記述してあります。
例えば、
石川さゆりの「津軽海峡冬景色」は16ページに渡っていますし、
「風の盆恋歌」は10ページに渡っています。
著者は石川さゆりに思い入れが強いのでしょうか。

 選曲で私が特に注目したのは、
石井明美の「CHA CHA CHA」です。
歌謡曲のタイトルは様変わりしており、
1970年代までは外国語タイトルは皆無でしたが、
1980年過ぎから少しずつ増え始め、
現在は外国語タイトルが主流です。
この「CHA CHA CHA」はその先駆けとなるものでしょう(尚、
外国語タイトルとは、
例えば浜崎あゆみの「Voyage」や「TO BE」などアルファベットなどで命名されたタイトルを言い、
「赤と青のブルース」の「ブルース」は外来語タイトルと言います。
)。
その他、
「燃えよドラゴンズ」や「あずさ2号」や「帰ってきたヨッパライ」「学生街の喫茶店」なども取り上げてあります。

 文章自体は簡潔で読みやすく、
丁寧な記述で、
また、
作曲家、
作詞家のエピソードも随所に述べてあります。
そして、
歌謡曲は当該時代を反映したものとの著者の主旨により、
それが散りばめられています。
それ以外にも歴史的なことにも言及してあり、
著者の幅広い学識がうかがわれる書籍でもあります。
著者と同じ時代の方だけではなく、
現在の外国語タイトルの歌に慣れたファンにも参考になり、
是非読んで頂きたい書籍と思います。
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