三島由紀夫を読んで知った『水妖記』
 三島由紀夫の『仮面の告白』の中に出てくるのだが、
これまで全く知らなかったので一度読んでみようと思い、
タイトルを手帳に書き留めておいた。
先日アマゾン・マーケットプレイスに1円で出品されていたのを見て、
直ぐに取り寄せた。


 表紙には「ヨーロッパに古くから伝わる民間伝承に材をとった、
ドイツロマン派の妖しくも幻想的な愛の物語」とある。


 娘をなくした漁師夫婦に育てられた水の精ウンディーネと騎士フルトブラントの恋物語だ。
水の精であるウンディーネはフルトブラントと結ばれ、
人間のような魂を得るが、
やがてフルトブラントはベルタルダに心変わりすると、
ウンディーネは姿を消してしまう。
実はベルタルダは亡くなったと思われていた漁師夫婦の娘だった。
やがてフルトブラントがベルタルダと結婚すると、
水の精ウンディーネは掟に従いフルトブラントの命を奪う。


 ウンディーネの由来は、
水精をラテン語のunda(波)に基づいてウンディーナ(undina)と名づけたが、
ドイツではこれをウンディーネ(Undine)またはオンディーネ(Ondine)と呼び、
フランスではオンディーヌ(Ondine)と呼んでいるそうだ。


 伝承では、
水の精は女の姿をしていて、
人間の男に愛され妻になると魂を持つ。
夫は水辺でその女を罵ったりすると、
女は水中に帰ってしまう。
その後別の女を娶ると、
水精が夫の命を奪いに現れるという。
こんな怖い伝承があって、
フーケーはこの『水妖記』に仕立て上げたのだという。
オペラやミュージカル、
バレエなどにもなっている、
ヨーロッパでは良く知られた言い伝えらしい。
これまで知らずにいたのが恥ずかしいくらいだ。


 岩波文庫は「読まずぎらいしていませんか」と書いている。
確かにドイツ文学なんていうと取っ付き難いように聞こえる。
しかしそれでも読んでみるべきだ。
読んで良かった。
こんなに面白い物語が埋もれていた。
三島由紀夫に感謝しなければならない。
水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1)

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