幻想に生きる全ての者へ
かつて、
ここまで詳らかに作品の解説が行われた漫画が、
一体どれだけあっただろうか…
読破後、
思わず考えてしまった1冊である

本書は『魔法使いの嫁 公式副読本 Supplement I』と称して、
原作である『魔法使いの嫁』の1巻~3巻を解説した公式副読本だ
特筆すべきは、
その解説
これが正に圧巻の出来栄え
その項目は平均して漫画の1ページに1つ、
2つ、
コマの解説が入っている
中には3つ、
4つと解説が入ったページも存在している
原作を何回も読んで、
「この台詞の元ネタは~だ」「この時の心情は~だ」と思いを馳せていた自分でも、
本書における新たな情報及び、
別解釈の豊富さにはもう恐れ入った
そう、
この公式副読本は量だけでなく、
その膨大な内容を語るに足る質自体も全く持って、
負けていない
当方、
現在、
中世ヨーロッパの伝承について研究している者だが、
そんな自分でも新たな知識として活用できそうな類の物が数多くあった(勿論、
本書のみの頼りきりにはしないが)
「蜂蜜酒(ミード)のくだり」「白花の歌」「猫」「霊薬」「常若ノ國」「妖精王(女王)の出自」「詠唱の意味」「使い魔」「リャナン・シー」 etc…
伝承の類は基より、
キャラクターの心情を解釈した項目も多くあり、
数を挙げればきりがない
随所には論考として舞台背景や神話・伝承の細かな説明コラムも存分に入っており、
読んでいても飽きる事が無い
ある意味、
「解説書?」と首を傾げたくなる1冊と言えるかもしれない(笑)

また、
こういった類の知識を語るにおいて、
忘れてはいけないのが設定の違いと言う問題だ
即ち、
漫画世界の設定と神話・伝承の設定が異なった場合についての事
しかし、
本書ではその場合、
きちんと「本作では……」「神話では……」と区別して表記しているので、
知識の混同を心配する必要は全く無し!
そして何より、
安心に足る1番の証拠として、
これから購入する皆さんは買ってすぐに、
後ろの参考文献資料一覧を拝読してみて欲しい
良書であるキャサリン・ブリッグス氏の『妖精事典』に、
ロイ・ヴィカリー氏の『イギリス植物民俗事典』
魔法使いの嫁 公式副読本 Supplement 1 (コミックブレイド;コミックガーデン)

その他の感想

はっきりいって、
英語への劣等感で自滅しないために
ヒンヤリしすぎないもの良かった
スモールオフィスの入出庫に最適
太陽光電池は、ある種のジョークと思ったほうが
大満足。
合唱のテクニックではない合唱指導
実際に見ると7,000円は疑問です
毎日使っています。メインのアタッチメントです。
とても切れ味がいい言うことなし
なかなか店に売ってません。
万能接着剤、これ一本で色々使えます
欧州で居酒屋の気分
広く浅く書かれた入門書
色がおしゃれ
軽やか、さわやか!!
自販機のコーンスープの味がする
京極ファンには少し物足りないかも
大好きです とのこと
低評価やむなし。
正規店での購入がおすすめ
マクラーレン・ホンダ
以前は本当にいいカメラでした。
「世の嫌韓本とは次元が違う」という売り文句は、少々大げさだと思います
家族も精神が病んでいると言われ反発する人が多い
ギターとグルメがてんこ盛り
今年の夏は必需品
とてもわかり易い!
トイレをあと一つ・・・に最適。
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