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小説版第2弾は緋紗子や肉魅、
アルディーニ兄弟、
極星寮面子のサイドストーリー
を描いた全4編。


緋紗子がえりなに尽くすのは、
薙切家の使用人という立場や憧れとはまた違った想い
があることや、
肉魅の意外な特技、
伊武崎の過去話などキャラクターの掘り下げが行
われていて楽しめました。


少し意外だったのが遠月編入当時、
中等部時代の薙切アリス。
料理に美意識を持ち
完璧なイメージがありましたが、
試作では創真のように失敗していたんですね。


自分は直接的な絵やリアクションのある漫画よりも、
小説の料理や食事の描写のほう
が美味しそうと思うこともあります。
そこに期待もしていたのですが、
食事のシーンは
割とあっさりだったのが残念。


小説版第3弾があるなら、
読んでいるだけでお腹がすくくらい料理描写に力を入れて
ほしいです。