リアリティーを求めるウンチクSF好きへ
"だから宇宙はただひとつの法則に従うのーひとつの万物理論に。
宇宙はひとりの人間によって完全に説明される。
"1995年発刊の本書は、
著者曰く"主観的宇宙論"シリーズの1冊にして、
無政府状態の島国国家を舞台に展開する緻密なギミック説明や意表をつく展開が知的めまいを引きおこすハードSF傑作。


個人的には『宇宙消失』『順列都市』と、
今さらながら今年はオーストラリア生まれの覆面作家にして、
ハードSFの代表的作家として受賞歴多数の著者作にハマってきている事もあり、
本書も手にとってみました。


さて、
そんな本書は第一部で"片目にAI付きのカメラ、
腸にはメモリチップを埋め込んだ"映像ジャーナリストである主人公の人柄や時代設定を紹介した後は、
主に南太平洋の人工島、
移住者が国民の大半をしめ、
無政府状態ーストートレスで開催されるアインシュタイン国際会議での【『万物理論』の発表を巡る研究者や暗躍するカルト集団とのやりとり】が描かれていくのですが。


執筆にあたっては関連分野の【学会誌などを事前にしっかり読み込む】事で有名な著者らしく、
物語展開としては【前半スロー、
後半は怒涛の展開!】と読みやすいものの、
全体としては【学会でのスケールの大きな理論物理学の発表を聴講しているような】不思議な読後感でした。
(だが、
そこが"多少よくわからなくても、
すっっっごくおもしろい"著者らしくて良い!)

一方で、
本書では2010年発売のiPadに先駆けて、
ノートパッドといった携帯デバイスが登場する他、
様々な攻殻機動隊的な近未来ギミックが(相変わらずの)詳細な説明付きで描かれていますが、
こちらに関しては近未来小説の宿命かもしれませんが【圧倒的にイメージが追いつけないわけのわからなさ】をSFに求める私には、
最近の【WEBニュースで読んだような既視感】があって、
本書に関してはちょっと残念でした(それとは別に、
科学技術の発展によるジェンダーや身体論は興味深いです)

SFに科学要素や学術リアリティーを求めるウンチク好きな誰かへ、
あるいは未来社会の倫理観を考えたい方へもオススメ。
万物理論 (創元SF文庫)

その他の感想

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3on3で使用
NikonD800で不可
ハンディクリーナーとしてはよいです
はじめての石鹸
思った以上の取り付けやすさ
期待にこたえるミニ団扇
耐久性がなく、子供がいる家庭には向いてないようです。。
LINE@の理解が深まる
細かいところまで気配りのきいた大変良い製品と思います。
いいんじゃないか
できの悪いギャルゲーをやってるようだ
一目惚れならぬ一聴惚れ
この様に、情報はバイアスを掛けず両面から捉えるべき。
子供用の玩具を持ってもらうには気が引けて
割れている物がありませんでした。
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