正確な記述の楽典ですが、「吹奏楽部員のため」という箇所の捉え方がどうでしょうか
楽典は無味乾燥ですが、
音楽の文法ですので、
早くマスターすれば音楽の世界が広がります。
「吹奏楽部員のため」に書かれた楽典ということですが、
前半部分はオーソドックスな楽典が展開してありました。
正確ですし、
情報に過不足はありません。
少し記述が硬い感じを受けましたが、
それ自体が楽典の持つ意味合いでしょうから。


第1部「必ず知っておきたい楽典の基礎」の第1章「楽典の予備知識」では、
強弱記号やテンポ記号、
反復記号、
そしてトリルなどの装飾音の演奏の仕方が記されています。
基本事項ですね。

第2章「音名」では、
ドイツ語読みを基本として、
それぞれの音名を示しています。
24ページのコラム「吹奏楽ではどうしてドイツ音名を使うの?」で書かれてあるように「基本言語」ですから、
覚えておくと、
あとあと困りません。
さほどの労力をようせず、
音楽通になった気分になるでしょう。


第3章「音程」はどこまで必要かは分かりませんが、
「臨時記号の付いた音程」の知識は後の和声を学ぶ上で学習しておく方が良いでしょう。
各パートを演奏する高校や中学の演奏に必要な知識かどうかは判断が分かれます。

第4章「音階」も同様です。
譜例4-3の「C Dur と♭系の長音階」は、
全音、
全音、
半音という音の幅を可視化できるようにしてありました。
譜例4-4のほうが、
馴染みがあるわけですが、
楽典としては理解しやすくしてあるほうが初心者には有効です。
平行調、
同主調なども音楽の構造を理解するのには必要な知識でしょう。

各章に問題が付されてあり、
ラストに正解が書いてあります。
音楽大学を受ける際にはこのような基本知識を理解していないと致命傷でしょうから。


第5章「和音」は和声学の基礎のような書き方がしてありました。
本格的に勉強するのにはこれでは足りませんが、
吹奏楽部員なら、
演奏に際しての知識としてはこの程度で十分です。


59ページの「吹奏楽の三和音は純正律がキレイ!」とあります。
理想的にはその通りでしょう。
当方は、
合唱も吹奏楽も経験していますし、
指揮者も長くしてきましたが、
吹奏楽で「純正律」の響きを維持するのは大変です。
合唱なら比較的たやすい作業ですが、
各人が替指を使ってピッチの調整をしなくてはいけませんので。
吹奏楽部員のための楽典がわかる本

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