良くはなったけどやっぱり残念

例によってシュリ視点→傭兵団員視点→後の○○であるの流れは変わらない。

しかし前回と違うのは傭兵団員視点でシュリ視点の前後の描写に力を入れて書いてあり、

同じ流れを連続で読ませられる苦痛が薄められて、
時間を置かず読み進められるようになった。

後の○○であるも全てを出さず隠し要素を入れたりしている。


っと言えば聞こえはよろしいが、
やはり薄められたとはいえ同じ流れが続くのは結構キツイものがあり、

『そもそも視点を分けてまで2回やる利点や必然性が感じられない』っと言う答えにたどり着く。

何とかしよう面白くしようという意気込みは感じるが、

推して来る『別視点話』が面白さに直結してないどころか、
足を引っ張る形になっている。

いっそ第三者神視点で書くか、
どうしても視点変更したいなら被ってる部分をバッサリカットして、

前回の団員視点での導入→シュリ視点での中盤→ピックアップ団員視点の後半→後の○○である。

っという流れなら普通に面白く読めたと思う。


あくまで別視点で2回同じ展開を続けるというスタンスを貫くなら、

それが武器となる書き方して欲しかったということで、

あともう少しで３の☆2とさせていただきます。