パッチワークで紡がれたような読後感。
デビュー作は丁寧に書かれ、
推敲も、
それなりにされているので、

辻褄が合わなかったり、
伏線の回収を忘れたりすることは少なく、

そういった意味では、
読みやすい作品だった。

しかし、
人物設定や動き、
職業、
家業に対する考え、
地理的な感覚、
ルビの振り方などに
首を傾げることが多々あった。

古典の素養が不足しているのか、
江戸時代の理解が弱いのか…。


売れ筋の京都を舞台に、
近年増えている神社関係を配し、
怪奇現象とSFを取り入れ、

恋愛も家族愛も汚職も、
と、
欲張り過ぎたゆえか、
読んでいる途中で結末が判ってしまう。

また「天明の大火」という史実を活用した、
天狗譚としているが、

この火事の原因を空き家への放火とする説もあることを考えると、
工夫が足りないような気もする。


父と娘だけで、
口入屋を商っていけるのか?
感情が現代人になってはいないか?
京都の地名の書き方が変?
等々ある。
目のつけどころは良いけれど…どこかで読んだ作品の一部を小さく切って張り合わせているような
既読感のあるシーンが多い。
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

その他の感想

ホントに良い
本当にウサギが好きなら与えないで!
格段に楽。どうしてこれまで知らなかったんだろう
フィクションであって欲しい現実
チョアよ!
美味しかったです。
ごく当たり前のことを書いているだけ
まさにランダム
Collector’s EditionならUS製ブルーレイがお得
シンプルかつ機能性十分
音はよいです。
よく見えます。
サバゲ用で。
さらばジーパン
どの硬式ラケットにも使えますよ。
素敵ボールペン!
大江ファン必読文献
富士山ドーン!
対応してるか気をつけておけばOK
モンテッソーリ教育を知ることができる素晴らしい本
価格的に満足
5歳の娘に
1回使用で
万能ハガキ
まあまあか。
Witch is dead? Yes see is.
物語を牽引する大きな力の不在
4人が紡ぎだす音の群れは、決して終わらない旅を続けるかのよう
平成22年11月改定については追補がでています
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