知性と頭のよさの違い
橋本さんが丁寧にまわりくどく論じていることを、
ものすごく簡略化していうと、
「知性がある」ということは「頭がよい」こととは違って、
問題を発見して、
その解決を考える、
しかも自分の頭にだけ恃むのではなく、
他人の知性にも頼ってネットワークで解決すればよいのだ、
だから閉塞感をもつ必要もないし、
他人と頭のよさ比べをする必要もない。
みんなで幸せになればそれでいいじゃない、
とそういうことだと思う。

私も、
全く賛成。

往々にして、
演算能力が高い=頭の回転が速いことが知性があることと思われがちだけど、
そうじゃないということ。

この本の中で、
さすが橋本さんは慧眼だなと思うのは、
P.200からの「コンピュータの分からないこと」の節。

『「答」を見つけ出す能力の高いコンピュータは、
「問題」を発見したりはしません。
(略)どうしてコンピュータが自分から進んで「問題」を発見しないのかというと、
それはコンピュータが生き物ではなくて、
機械だからです。
生き物が「問題」を発見したり気づいたりするのは、
危機を察知する必要があるからで、
つまりは、
自己保存の本能があるためです。
(略)人間が「自己保存の本能とはどんなものか」とそのシステムを解明してしまったら、
コンピュータだって、
自分で「問題」を発見するようになるかもしれませんが、
そんなことをしない方がいいでしょう。
コンピュータにとっての最大の危機は「壊れる」ではなくて「壊される」ですから、
そういう「問題」があると気づいたコンピュータは、
それを回避するために、
「自分を壊そうとする者を倒す機能」の獲得を目指すでしょう。
つまりは「武装」で、
そうなると、
暴走するコンピュータを止めようとする人間は、
コンピュータによって殺されてしまいます。
コンピュータに「自己保存本能」なんかを与えない方がいいのです。

これはまさにターミネーターのスカイネットの世界。
でも他人に勝つことが知性だと思っている愚かな人間はこういうことを考えないで、
ただ他人よりも先に「自己保存の本能とはどんなものか」を知的好奇心、
あるいは自分の頭の良さを証明するためだけに純粋に追及するだろう。
そういうことがないように、
と橋本さんがこの本を上梓したわけだが、
この本に書いてあることを理解する知性のない人間がスカイネットを作りだすように私には思えて怖い。
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