新進気鋭の作家陣による「Project Itoh 継承計画」
夭折の「鬼才」、
伊藤計劃が没して6年と少し。

昨年春にはフジテレビ・ノイタミナにて劇場アニメ化が告知され、

今年10月より『屍者の帝国』から順次公開予定の「Project Itoh」トリロジーを目前に
私の嗜好に甘やかす愉楽を存分に提供してくださる早川書房から有難きアンソロジーが刊行した。

一介の自己中読者として、
ハヤカワSFマガジンの塩澤編集長にはこの場をお借りして深く御礼申し上げる。

…しかし、
寄稿作家が8人いると言っても700頁超とは書店の文庫コーナーへバカ歩きした時は驚いた。

(掉尾を飾る長谷敏司氏の作品に至っては後書きにもあるように、
長篇の第一章だという…)

『公正的戦闘規範』は2012年に「Gene Mapper」(2013年に増補完全版が刊行)で鮮烈なデビューを果たし、

「オービタル・クラウド」で第35回日本SF大賞を受賞。
僅か3年足らずという期間で2010年代に於いて
破竹の勢いでSF作家としての地位を築き上げた藤井太洋が伊藤計劃流の諧謔とウィット満載でお送りする短篇。

上海にオフィスを置く、
とある日系ゲーム開発企業のスタッフの一人が自身がもたらした影と対面する…
初っ端から濃縮された80頁の中に恐るべき筆力を感じた、
流石は藤井氏。

「ORGAN」を通じて人の「殺意」が弾丸の行方を支配する…テクノロジーが変える人間社会の様相。

「何人殺したの?五人?十人?百人?それとも。
食べたパンの数は覚えてられない口かしら」
スマートフォン用ゲームアプリとドローン技術の結託には、
TVアニメ「PSYCHO-PASS 2」での一幕を思い出した。

調べると、
伊藤計劃が没したゼロ年代の終わりを境にスマートフォン普及率は5年で25倍以上、

2012年から現在の市場規模にして5倍以上に上るという。

私の敬愛して止まないとある小説家が用いる比喩に「現実に肩を叩かれる」というものがある。

それを念頭に考えてみると、
いやはや何とも末恐ろしいものを感じるのである…
この短篇はトリビュートというよりも独立した作品としても見事な出来栄え。
伊藤計劃トリビュート (ハヤカワ文庫JA)

その他の感想

ケイデンスを常時表示可能。安心できるメーカーサポート。
脱着に一工夫ほしいです
使いやすさ徹した一冊です。
まじか………
21世紀の日本型経営がここにある
再セットアップしたら
買い直しの価値あり
XPS 13にピッタリでした。
わかりやすいです。
写真の美しさとテーマの深さ、広さに圧倒
週刊誌も記事下手くそ
国民的な教科書として。
自分の知らない世界に興味がもてるかも
再チャレンジのきっかけになった本。
スッポリ入りました!
柄が…
実に丁寧、観やすく、実に充実、大満足な1冊です。
クマトモには似てないけど
動画のレベルがワンランク上がります!
販売してくれて感謝です
長さもちょうどよく、安心して使えるケーブルです。
定期便でも値段変動が激しくて困ります
6歳には少し難しいか・・・
写真だと思いました!!
すぐなくなっちゃった〜
若干小さいかな?
音やせしない名機
電卓の練習に最適
学校図書館を充実させるために!
ウエストゴムがきつい
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