アイデアは素晴らしいがもっと機体の強度と解像度が欲しい

箱を開けて第一印象は作りがものすごく壊れやすいと感じた事です。

例えば同社のピコファルコンなんかは同じような作りと素材で出来ていますが
いくら落としてもそう簡単に壊れないと感じたのに対してこの製品をそう思わないのは
折り曲げたたんで収納する作りになっているため関節部分が多くそのため
非常に作りが壊れやすくもろくなっているからです。

これは正直ぶつけたり落としたりして強い衝撃は与えない方がいいでしょう。

軽量化のため仕方ないとはいえもう少し作りを丈夫にしないといけないと思います。

ケースに収納するときもおそるおそるやっています。


飛行性能に関してはピコファルコンとほぼ同等の性能があってホバリングは非常に安定しています。

旋回は結構遅いですがこれはカメラ撮影のためにわざとそうなっているのかも知れません。

操作自体はラジコンヘリとしては簡単な方ではないでしょうか？
とはいえ操作はこの機体特有の癖がある上に先に書いた非常に壊れやすく落とせないので
全くの初心者の方はピコやナノファルコンを先に買って練習しておいたほうがよいかも知れません。


そして最大の特徴のカメラ撮影ですが動画と静止画の両方撮れますが他の方のレビューにあるように
３０万画素しかないので非常に画像が荒いです。

例えばカメラ搭載のクアッドコプター　Hubsan X4 HDだと２００万画素あるし、

今時携帯のカメラでもこんなに低くはないので何とかして欲しかったですね。

これでは画素が低すぎて収納しての普通のカメラとして使う気がしません。

その代わり画像の容量は食わないので飛行時はバッテリー切れるまでずっととり続けられるでしょうけど。


便利なところはパソコンに充電ケーブルにつなげると充電と同時にデータも認識してパソコンに取り込める
ところですね。

あと電源付け忘れ防止のスリープ機能も日本メーカーらしい気配りでいいですね。


日本おもちゃ大賞を取るだけあってアイデア自体は非常におもしろく素晴らしいのですが