和辻哲郎の名著『風土』を超える日本人論の傑作
 謎めいたタイトルと大胆な仮説、
そして丁寧な検証。
法隆寺の建造目的は聖徳
太子の怨霊鎮魂であり、
『日本書紀』の実質的な著者が藤原不比等と論じる『隠
された十字架』(梅原猛・著)を彷彿させる。
そして、
本書『国土が日本人の謎
を解く』は、
その期待を裏切らない。

 本書はそのタイトルの通り、
ヨーロッパから見れば極東(Far East)に位置す
る島国「日本」の国土が、
長い時間をかけて、
世界にも誇るべき日本人のアイデ
ンティティを育んできた、
その謎を解き明かしていくという大きな物語である。

 序章では、
国土の自然条件とそこでの経験が、
民族の個性を規定すると定義。

「積み重なる歴史」「変わらないことを大切にする文化」「紛争死史観」を持つ
「人為の国」ヨーロッパ(人)に対し、
日本(人)は「流れる歴史」「変わるこ
とを尊ぶ文化」「災害死史観」を持つ「天為の国」であるとした上で、
われわれ
は日本人であるということを今一度見つめ直し、
「日本人をとりもどす」ことか
ら再出発しよう、
と語り始める。

 第一章では、
「地震」、
「津波」、
「火山活動」、
「風水害」、
そして「飢餓」
を加えたわが国の自然災害史が掘り下げられる。
そして、
こうした大規模な自然
災害が、
われわれ日本人のものの考えた方や感覚に大きな影響を与えてきた、

本の歴史を動かしてきたと解説する。
「御成敗式目はなぜ1232年に制定されたの
か?」、
「法然、
親鸞、
一遍、
栄西、
道元、
日蓮など、
鎌倉新仏教の巨星たちが
なぜこの時代に生まれたのか?」、
「八代将軍徳川吉宗の子孫のみが、
なぜ御三
卿という将軍家を継承できる特別の権利を認められたのか?」、
「幕末・明治維
新の背景には何があったのか?」など、
ここで取り扱われる歴史テーマはそれぞ
れ興味深い。

 第二章では、
日本の国土の自然条件の特異性(日本の国土は他国とどう違うか)
が解き明かされる。
「日本人」を育んだ国土とは、
1複雑で長い海岸線と細長い
弓状列島、
2四島に分かれた国土の主要部分、
3脊梁山脈の縦断、
4不安定な地質、
国土が日本人の謎を解く

その他の感想

傷を付けずに剥がせます
目覚ましとして
ちょうど良いソフト感
二歳でも開けられた。
往年の名演技の数々が、高画質で蘇る。
入門者には最適です。
肉感が最高ですぅ
ちょっと冗長なところもありますけど、IoTを具体的に描いておもしろいです
ほんとに読むだけ!すごすぎる!
久々に大ハズレの乙女ゲー…
正面から見ても二重に見えます
おススメです
ただし、容量に注意です
カンロ納豆ペペロンチーノ味
聖書
歴史を変えた一本
ピッチリサイズで丁度良い
鍵が開かなくなる
貴重な5人の元パイロットたちの証言
過去に週刊誌・月刊誌に掲載記事の集大成で、近藤理論のダイジェスト版。
いつ観ても元気をもらえる!
平凡な記事の合間合間にキラリと光る特集アリ
70年代の旋律は、宝物。
マリア・ユーイングのカルメン
ヒノデ8×42−C2での使用について
リモコンが不良
よくわかりませんが・・・・
まあまあ気に入ってます
結構普通
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