新時代の商品開発に向けた啓蒙書
商品開発に悩んでいるメーカーの方々に読んで欲しい。
そう思う本でした。


メーカーが独占していた(と信じられていた)製品革新の主導権は、
消費者に移りつつありますよ。
それもマーケティングリサーチを通じた「参加」「協力」レベルではなく、

実際に製品を作ってしまったり、
ときには会社まで設立してしまうという「主体的な」レベルの活動にまできてますよ。

さあメーカーのみなさん、
どうしますか? 筆者はそう問いかけているように感じます。


これに近いことは、
プラハラードのコ・イノベーションやトフラーのプロシューマーなどでも語られています。
ただそれらはいくつかの現象から感じ取った「予言」であった
ため、
企業としては「じゃあどうすればいいの?」「いつかはそうなるかもね」という感想を持つしかなかったように思います。
しかし本書では、
筆者も含めた世界中の研究
者たちが積み重ねてきた豊富な研究結果をベースとして議論されている点ため、
ただの「予言」ではなく、
現実に進行しているユーザーイノベーションの世界を、
よりリアル
に、
より詳細に、
そしてわかりやすく知ることができます。
そして終章を読むと、
メーカーの商品開発担当者がこれからやるべきことがうっすらと見えてくるように思います。

簡単に言えば、
ユーザーの工夫や改良を侮る事なかれ、
うまく取り込めでしょうか。


個人的に面白かったのは第7章。
筆者と、
ユーザーイノベーション研究の祖であり、
筆者の師でもあるMITのヒッペル教授が、
この分野の研究史を語っているのですが、
やりと
りの内容はまさにメーカーの製品開発者の思い込みやジレンマを鋭く、
そして鏡のように映し出しているようでした。


非常に読みやすいけれど、
内容は深いので、
商品開発担当者の人は読んでおいて損はないと思います。
ユーザーイノベーション: 消費者から始まるものづくりの未来

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