ももクロの凄さを再確認！圧倒的なパフォーマンス力の高さを堪能できる映像作品です！

昨秋二年ぶりに行われた「女祭り2014」が、
ここに来てやっとこさ映像化。

先日CSでその一部が放映されてはいましたが、
画質的にイマイチな面も多々あったので、
今回のリリースは本当に首を長くして待っていました。

そして本作は、
そんな僕らの期待を全く裏切ることのない素晴らしい内容となっています。


今回の舞台演出は、
前回の「女祭り2012」と同様に振付師の石川ゆみ先生が担当されました。

ゆみ先生と言えば、
ももクロ創生期から彼女たちと関わってきた、
文字通り古参中の古参とも呼べるスタッフ。

であるだけに、
メンバーについてのあらゆる面を知り尽くしているとも言え、
例えばその魅力の引き出し方という意味では、
佐々木敦規氏（ももクロのメイン演出家）とはまた一味二味異なったものとなっています。


前回の時も感じさせられたのですが、
ゆみ先生の演出というのは、
とにかくしっかりとしたダンスパフォーマンスを主軸に据えた演出というのがメインとなっていて、
その点、
バラエティ路線を随所に散りばめる佐々木氏のそれとは明らかに異なっていると言えるでしょう。

とにかく、
トリッキーな部分は殆ど無く、
ひたすらメンバーのパフォーマンス力で見るものを圧倒する流れを構築されています。

そしてある意味そのシンプルかつストイックな構成こそが初期ももクロの真骨頂でもあった訳であり、
久々にそれを映像作品として確認させられた次第であります。


勿論、
女子限定ライヴならではの華やかさや可愛らしさをこそ前面に押し出してあるのは当然なのではありますが、
そうした演出を忘れさせてしまうほどの熱量がこのライヴには横溢しています。

特に中盤以降、
女性ダンサーとコラボした「MOON REVENGE」、
あるいは多くの女子ノフたちと共演（？）した「Chai　Max 」あたりは超圧巻のパフォーマンスであり、
やっぱももクロすげぇわ、
と改めて感嘆させられてしまいました。

最近映像作品がリリースラッシュとなっていて（桃神祭〜Chan〜ももクリ〜幕上等々）、
懐具合が苦しくなってくるのは避けられない状況なのではありますが（泣）、
これはやはり多くのモノノフの方々に見て頂きたいところですよね。