みんなうすうす感じているのでは
 時々、
経済学の啓蒙書を読みたくなる。
ずいぶん前に、
『成長の限界』という本を読んだことがある。
その時は、
その主張にみょうに納得したことを覚えている。
何故か。
二、
三十年前から、
「歴史の進歩とは何か」、
「豊かさとは何か」という問題に関心があったからである。
当然、
経済学の一般書を読んでいるときにも、
そうした視点や疑問を持っていた。


 エコノミストといわれる人々の言説に触れるとき、
いつも煙に巻かれたような気がしていた。
例えば、
政府の経済政策を支持する人と、
その正反対のことを主張する人がいる。
どちらも我こそは正しいと言い張る。
どちらの陣営のエコノミストも食いっぱぐれはないだろうと思う。
何故ならば、
政府の太鼓持ちをすれば需要があるだろうし、
実現しそうもない政府と正反対のことも、
その正当性を主張し続けることができるからである。


 エコノミストといわれる人々の主張は、
資本主義社会の経済システムは完成された完璧なものという前提で、
テクニカルな話をしているように思えてならない。
お金や経済のシステムは、
人間が作り出したもので、
当然、
欠陥や欠点、
ほころびが生じるものであるというのが、
経済学の専門家でない素人の素直な感想ではないか。
人間が作り出した経済システムやお金に多くの人々が翻弄されていると。


 水野さんの前作『資本主義の終焉と歴史の危機』と本作は、
そうした疑問に応えてくれる貴重な著作である。
特に本作では、
後半の第四章からが興味深かった。
本作での主張の正しさを検証する知識や能力を持ち合わせていないので専門的にどうのこうのということはできないが、
少なくとも素人の私でも腑に落ちるという満足感は大きい。
それは著者の学際的な視点、
広範な読書体験によるものだと思う。
その意味で大学教育について触れている第六章の「リベラル・アーツ重視」という主張には納得できる。
第二、
第三と多くの水野さんのような指導者が育ってほしい。
閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 (集英社新書)

その他の感想

かわいさがつまっています。
是非とも欲しい逸品ではあります…がw
かっこいいけど膝が…
知ってた!けど念の為買ってみた。もちろん効かない
気軽にできて、良い字です。
大人向け『21世紀に生きる君たちへ』
スカルプト作業に抵抗がなくなりました
  素人には十分
今、この瞬間
恥じらいは 大事です!
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なぜ?!
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やばい。
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剃れ具合はなかなか
大粒で、美味しいです
パサパサ
政治学の教科書としてのみならず現代の政治・社会の理解にも有用です
結局、シンプルなのが一番
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