絆の鎖構造
 本巻では大きなイベントやゴールは登場しませんが、
教育の普遍的な課題を掘り下げています。
前巻で突如現れた新任教官は非常に合理的な考え方をする人物の様ですが、
其の新任教官がかつて防大生であった頃のエピソードが展開され、
近藤学生とその「上司」に当たる四年生の坂木学生の意識が徐々に変化してゆきます。
現場の経験と情報が常にフィードバックされ、
教官もリーダーシップをさらに磨く生きた教育の仕組みです。


 「あおざくら」では「将来、
何をしたいのか」という根本的な問いと「仲間との絆、
家族との絆」の大切さが繰り返し取り上げられます。
本巻でも、
将来の目標を単に役割の持つ「機能」だけで考えて「模範解答」をスラスラ言ってみても本当の答えにはなっていない、
ということを説いています。
そして、
どの様な「人」になりたいのかが大切であると。
これまでは、
入校してみたら既にそこに居た人達ばかりでしたが、
新任教官の登場で「四年生の先」が具体的に見えて来ます。
そして、
過去に経験した様々な葛藤が将来どの様な意味を持つのかも。


 就職予備校化して単にスキルを身につけさせるだけの専門学校化した最近の大学はワックスまで掛けてくれて外面だけはピカピカになるが、
車の調子は何も変わらない洗車機の様なものですね。
将来、
具体的に何をするかは結果として出てくるもので、
必ずしも予め予定されて無くても良いのですが、
今の学校経営は宣伝材料になる「進学・就職実績」至上主義になっています。
その様な数値目標が大好きな人達が誰かは言うまでもありませんが。
学生のうちにしっかり遊んでおけ(人となりを磨け)、
という教養文化は昭和54年の「共通一次試験」導入の頃から急速に消えて行きました。


 そして、
「鬼」と言われ「嫌な奴」と思われても必要な指導を遂行する重要性にも触れていますが、
昨今の風潮としてはこの様な指導を「やり方が古い」「ハラスメントだ」として否定しようとする動きが進んでいます。
その背景にある「リベラリズム」については田中英道教授や馬淵睦夫大使の近著に詳しい解説があります。
あおざくら 防衛大学校物語 (12) (少年サンデーコミックス)

その他の感想

シールステッカー「革張りレザーシート」
今まではレジェでしたが
思ってた以上の効果
これが模造品かな、比較してみました
はっきり言って…
固定観念を打ち破ってくれる本です。
上質ベルベット素材!
暖かさは弱い?
時代の背景を映す作品。
INFELD RED インフェルド・レッド 4/4バイオリン弦セット
やはり専用はいいですね
大きく重いですがとてもタフです
インカメラ穴なし。指紋認証穴ぴったり。表面ぬるぬる
5週してみました。
艦これ・刀剣乱舞に
ちょっと時間が読み取りづらい
すごく美味しいです
ver.4スタート!
2008年に発売されたプラチナエディションを持っていなければ。
昔ながらの古い天井には、ちょっと付けづらいですが、明るくてよかったです
守られているのは分かるのだが
死角なしの完璧ヘッドセット
汚れが落ちる!!
頻繁に電源が落ちます!
優しく易しい宇宙物理学
奇抜じゃないけどイマドキなコーディネート
生化学はこんなにも面白かった!
安くて、顔がかくれる。
能書きどおりしっかり切れます。ただ本体のみで、説明書にある六角レンチも入っていません。
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