必要な巻ではあると思う

前巻から前進したことを挙げると、
フレッドの登場、
リヒャルトがミレーユの行方のヒントをつかんだ、
フィデリオの真意がなんとなく予想ついてきた（でも謎！）…くらいでしょうか。

シアラン編でも離れ離れが多かった主役２人ですが、
あのときはなんだかんだで結構会っているんですよね。

今回は本当の離れ離れ。
辛いものがありますが、
それでもミレーユが元気なのが救いです。
リヒャルトは…うーん心配（笑）　フレッドがきてくれてほんと良かったよ！
ミレーユが乗る船があると思われる港へ急行するリヒャルト。
しかし次回、
タッチの差で出航…なんてことにはならないといいなぁ！

この巻ではあまり事態は進展していません。
でも、
ラストへの盛り上がりという意味では必要な巻ではあると思います。
じらされた分、
２人には最高の幸せが待っていると期待します！しかし半年も出ないなんて~！！この間、
ラストに向けてアルテマリス編から読み返すのもいいかもしれないです。


ちょっと外れたところでは、
ロジオンを案じるルドヴィックとアンジェリカのシーンが良かったです。
あと聖誕祭の短編では安定のいちゃこらぶりなので、
ほっとしますね！