つらい思いの数だけ、人は優しくなれる

アニメ本編でメンバーを温かく見守る、
「μ’sのお母さん」、
東條希の日記帳です。

感想から述べると、
ちょっとしんみりとしたお話。
にこ編とはまた少し違い、
メンバー全員を見守ってきた希だからこそ感じる気持ちが綴られています。

家庭の事情があって、
決まった場所に思い出を残せなかった事。
彼女がスピリチュアルな物を信じる由来。

そこから身につけた、
彼女なりの渡世術。

読んでいて、
一層心から応援したくなりました。

アニメ6話、
出来る事は「支える事だけ」の言葉の真意は? 同じく10話、
夕陽の中で真姫に対して放った「よく知っている」とは、
絵里の事か、
それとも…?
もう少し短く纏めたかったですが、
本当にそれくらい中身が濃い・深いです。

当然ではありますが、
にこ編にも共通して3年生のスクールアイドル活動に対する心持ちは格段に違う物を感じました。

ラストを締め括るのは生徒会長・絢瀬絵里。
彼女の心の内にも期待できますね。

余談にはなりますが、
挿絵が可愛い!1Pを丸々使ったイラストも希らしい物が多いですが、
希の中でのμ’sメンバーを例えた挿絵にはクスッと来ました。
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