パットラインを読むのが苦手と思っている人に最適な書

ラインを読める人には、
どうってことのない内容かもしれない（その分引いて評価は４星）。
３５年以上ゴルフをしてきて、
ショットにはそれなりの自信を持ててきたが、
パットがまったくダメだった。
中でも、
グリーの読み方の基礎、
手順ともに入り口さえつかめなかった。
いろいろなレッスン書を買い、
練習マットで練習をして打ち方はそれなりにできるようになっても、
実際のコースでは、
グリーンが読めていないので、
入らない。
こんなことの連続でした。
書店でこの本を見つけたとき「上達の極意」とあるので、
また他の書と同じで、
私の役には立たないと思いつつ、
目次を見ると「実践法」の項があった。
ページを開くと、
今までの書と違い、
参考になりそうだったので、
思わず購入（アマゾンさんでの購入でなくすみません）。
一番、
役にたったのは、
「グリーンの読みは、
入ったパットのボールの動きの記憶が、
基本」という点です。
今まで、
ヘッドアップを避ける意味でボールを見ないよう努力していたのが、
グリーンを読むためには逆効果だったというのです。
また、
外さないためにと考えて、
外れたボールのラインを一所懸命、
観察・記憶していたのも、
逆効果だったようです（「入ったパットのみを記憶すべし」とのこと）。
それと、
パットするときは、
集中するために心を引き締めるようにするのも逆効果で、
反対に「笑う、
笑い顔を作る」ことがよく、
入るようになるそうです。
理屈はとにかく、
早速実践中です。
実戦での成果はまだあまり出ていませんが、
とにかく、
グリーンの読みとストロークの仕方を連携して練習できるようになったので、
練習を楽しく続けられるようになった。
ので、
やがて、
効果が得られることを大いに期待している。
＊＊買った時は、
著者を気にしなかったが、
角田氏の本は、
以前、
「開眼してもスコアアップにつながらないのか」という読み物を読んでいました（これはこれで面白かった）。