選憲論また真面目な憲法議論に乏しく 終始 上野千鶴子の悪口が並ぶだけ
本書は、
横浜弁護士会の一部で組織する憲法問題協議会が一般市民向けに開催する憲法に関する集いで、
著者が講演した内容を本にしたもの。


著者は、
冒頭で専門家でない自分が講演するのも僭越だから主権者として憲法について語る資格は皆が持っていると言っています。

その通りに、
本書の内容には、
アカデミックな、
あるいは、
真面目な憲法論は殆ど登場しません。
約200頁のうち、
8割は安倍政権になってから公表された自民党の憲法改正案と安倍総理個人へと国家権力への著者らしい悪口のオンパレードです。

で、
肝心の選憲論というのは、
要は政党も市民も(当然に上野女史も)自分の憲法案を提案して皆で議論して、
どれかを選んでいこう!というものです。
著者は、
その考えはむしろ改憲論だと護憲派から批判されるとか言っていますが、
それ以前に現行憲法に則した方法でもなく、
仔細も書かれていないので、
全く現実味のないアイディアと断じるしかないと思います。

著者が本書で言っている内容からすると、
国民投票で各条毎にベストだかレスワーストだかを選んで寄せ集めるつもりでしょうか?
ちなみに、
著者が先ず提案する憲法改正案は、
第1章の天皇に関する条文を削除し、
日本を真の共和国とするものです。


従って、
真面目に憲法改正の是非や要否を考えている方には、
本書から価格見合いの見識や知見を得ることは難しいと思います。

まぁ、
上野女史は、
自民党憲法改正案を逐条で批判しており、
この内容は護憲派の主張でよく見るものが殆どですので、
護憲派の主張や上の女史の見識を知る上では分かりやすいものであり、
護憲派の人には価格見合いの価値があると思うので、
1☆にはしませんでした。

繰り返しになりますが、
上野女史の逐条批判を、
逐一あげることはしませんが、
明らかに憲法や法律を理解しないで私見を言っている個所や、
偏見や誹謗中傷ばかりのくだりも多く、
私のように中立的で広く憲法改正議論の色々を知りたいだけで、
他人の悪口や中傷が嫌いな一般的な心根の方には本当に勧めません。
上野千鶴子の選憲論 (集英社新書)

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