バラエティに富んだ質の高い作品

アラスカ出身、
ナッシュビルでキャリアを積んだピアニスト、
シンガーソングライター、

のスタジオ・アルバムとして３作目。


本国 US に先駆け、
日本でブレイクした前作同様、
ジャズ・テイストを盛り込んだ
仕上がりになっている。

2005年にフォーク・グループ、
スピリチュアル・グロース・センター・プロジェクトのヴォーカルとして
CD デビュー、
2006年にオルタナ・ロック系でソロ・アルバム、
デビューしている事からも分かるように
生粋のジャズ畑でないのが彼女の魅力になっているのではないだろうか・・・。

・・・と云うわけで、
このアルバムも多種多様な音楽で愉しませてくれる。


オープニングはロマン映画の主題歌ぽいバラードを切々と歌い、

カルロス・ジョビンの T-０２, は英語とポルトガル語で実に見事に歌いこなしている。

03 オリジナル曲、
中高音の使い分けも絶妙なスウィング系ジャズ、

04 エディット・ピアフの名曲をフランス語で・・・上手いね !
05 ボサ風オリジナル曲、
コンポーザーとしても◎。

06 スキャットをまじえて実に表現力豊かです。

07 ボビー・ジェントリーの曲をブルース・ナンバーとしてセクシー&ディープに歌います。
　
08 哀愁漂うタンゴ
09 ジョン・シープと軽やかにデュエット
10 デューク・エリントンをエモーションたっぷりと歌い、
マット・トレダーのピアノが冴える
11 明るく喜びに満ちた愛の歌、
スティービー・ワンダーの曲、

12 トレイシー・チャップマンの曲をとてもソウルフルに
13 官能的な一面を聴かせてくれる
14 ジャック・ジェズロのギターにのせてイタリア語でオペラティック・ポップに歌いあげる
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