完成度の高いキャラクターソング

デュエット2曲ではお相手となるキャラにあわせたポップ、
そしてロックに。

ソロ曲では雰囲気の違うさわやかなバラード2曲という黒子テツヤらしい構成です。


歌詞は今までの黒バスキャラソン・デュエソン同様こだまさおりさんが手がけています。

アニメではまだ描かれていない比較的新しい単行本のエピソードが入ってたり
4トラック目の過去への想いとこれからの決意を歌った[ボクノオモイ]では
過去に出た火神・黄瀬・緑間・青峰・紫原それぞれのキャラソンと似た歌詞がちりばめられていたりと
とくに黒バスシリーズでは評価の高い作詞家さんですが、
そのお仕事ぶりは今回も健在でした。


また小野賢章さんの歌声も素晴らしく、
「黒子のバスケ」の主人公黒子テツヤだからこそ歌える
[We’re just moving]では「ボクたち」と複数形になっているせいか若干高めの声で
その他の一人称が「ボク」の3曲では黒子の声で歌い分けられているなど細かさが感じられました。


黄瀬とのデュエットソングは元教育係で自称親友でライバルでという複雑な2人の関係が上手くまとまっていました。

高尾とのデュエットソングはどこか現代のミュージカル調で黒バスがミュージカルになったら
二人の対峙はこんなかんじかななんて思いました。

Remixの[フューチャーライン]はテクノポップ調になっていました。


いずれの曲もとにかく丁寧に作られている印象がとても良かったです。