Interface(インターフェース)2014年10月号 の感想

　特集名に新定番とあるが、組み込み基板の本命はやはりRaspberry Piであろう。ただ、mbedにはmbedで、Raspberry Piにはない特徴がある。最大の特長は、開発環境がクラウド上にあるので、それを利用するだけでソフト開発が可能という手軽さである。ただ手軽さの反面、デバッガが使えないので、printfデバックする必要があるが・・・。
　今回の特集で初めて知ったのは、技適取得済みの3G通信およびGPS機能付きのmbedが200ドルで入手できるということである。Bluetooth Low Energyモジュールも紹介されていた。周辺機器のユニークさではRaspberry Piよりも上かもしれない。
　Raspberry Pi、Arduino、mbedのちょっとした比較記事も掲載されていて、基板選択のヒントになるかもしれない。