FPGAパソコンZYBOで作るLinux I/Oミニコンピュータ (基板付ではありません) (トライアルシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | FPGAパソコンZYBOで作るLinux I/Oミニコンピュータ (基板付ではありません) (トライアルシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岩田 利王 |
販売元 | CQ出版 |
JANコード | 9784789848091 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » OS » Linux |
購入者の感想
ページ数の関係だと思うのですが、ベアメタル環境での作例から、Linuxの動作まで幅広く書かれているのはよいのですが、Vivado開発環境や作例のコードの説明がほとんどなく、初心者の方は見ても内容が理解できないと思います。
例えば1章の、「IPで作る画像処理システム」はIPを組み合わせるだけでこれだけのことが簡単にできるのかということが分かるという点でよい作例なのですが、Vivadoを使ったBlock Desingの配線や作成フローがかなり端折って書いていあり、当方VivadoのIP Integratorは一通り使ったことがありましたが、同じデザインを再現するのが結構大変でした。
いろんな作例が書かれているので、サンプルコードを自力で解読する必要はありますが、ZYBOを使った応用例を作るためのヒントにはなると思います。私は、1章に加えて、8章の「GbEで画像伝送」を参考に(コードはほとんど独自になりましたが)、OV7670カメラモジュールを使った画像取り込みを作ることができました。
上記以外に、Ethernetを使った画像伝送や(最近ZYBOに加えてPYNQを購入したため2台をつないでデーター転送する環境ができました)、Linux上でのディジタルフィルターの実装などもサンプルコードが公開されているので、別途挑戦して見たいと思っています。自力でコードを解析して内容を理解できる中級者レベルの方には、色々な応用例の参考として有益だと思います。
例えば1章の、「IPで作る画像処理システム」はIPを組み合わせるだけでこれだけのことが簡単にできるのかということが分かるという点でよい作例なのですが、Vivadoを使ったBlock Desingの配線や作成フローがかなり端折って書いていあり、当方VivadoのIP Integratorは一通り使ったことがありましたが、同じデザインを再現するのが結構大変でした。
いろんな作例が書かれているので、サンプルコードを自力で解読する必要はありますが、ZYBOを使った応用例を作るためのヒントにはなると思います。私は、1章に加えて、8章の「GbEで画像伝送」を参考に(コードはほとんど独自になりましたが)、OV7670カメラモジュールを使った画像取り込みを作ることができました。
上記以外に、Ethernetを使った画像伝送や(最近ZYBOに加えてPYNQを購入したため2台をつないでデーター転送する環境ができました)、Linux上でのディジタルフィルターの実装などもサンプルコードが公開されているので、別途挑戦して見たいと思っています。自力でコードを解析して内容を理解できる中級者レベルの方には、色々な応用例の参考として有益だと思います。