説得 (ちくま文庫) の感想
参照データ
タイトル | 説得 (ちくま文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジェイン オースティン |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480425348 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
細かく書くとネタバレになるので。
一度別れた2人が長い時を経て再開し、実はお互いの気持ちが変わっていないことを確認して結ばれる物語です。
あまりドロドロした下世話な話もないし、大きなイベントがあって話が展開していくわけでもありません。登場人物達はかなり個性的ですが、あぁそんな人いるわ的な身近さを感じます(200年も前に書かれた小説なのに)
オースティンの良さって、心理描写の細やかさ(人をよく見ている)にあると思います。特に主人公2人の心の動き、変化、それに伴う行動描写は秀逸。
上流階級の話なのに、なぜか牧歌的な雰囲気がするのも特徴。
お互いに相手を気にせずにはいられない、そういうやり取りを堪能するのが好き。そんな方にお勧めします。
一度別れた2人が長い時を経て再開し、実はお互いの気持ちが変わっていないことを確認して結ばれる物語です。
あまりドロドロした下世話な話もないし、大きなイベントがあって話が展開していくわけでもありません。登場人物達はかなり個性的ですが、あぁそんな人いるわ的な身近さを感じます(200年も前に書かれた小説なのに)
オースティンの良さって、心理描写の細やかさ(人をよく見ている)にあると思います。特に主人公2人の心の動き、変化、それに伴う行動描写は秀逸。
上流階級の話なのに、なぜか牧歌的な雰囲気がするのも特徴。
お互いに相手を気にせずにはいられない、そういうやり取りを堪能するのが好き。そんな方にお勧めします。