数学を使わない数学の講義 の感想
参照データ
タイトル | 数学を使わない数学の講義 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小室 直樹 |
販売元 | ワック出版 |
JANコード | 9784898310823 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 数学 » 一般 |
購入者の感想
当該書籍は、(おなじ著者である小室直樹の) 『数学嫌いな人のための数学』より、発行年があとになります。内容は、両書ともに「数学の本質」とはなにかを示すもので、日本人論ともなっており、たいへん啓発的です。 当該書籍は、『数学嫌いのための数学』より身近な例がひかれ、難しく思える点は詳述されて、理解しやすいものとなっています。どちらも、発行後10年経過し、経過しようとしていますが、内容は古びていません。
■根底から、人生のすべてに対する見方、感じ方がコペルニクス的にひっくり返るのを感じました。●その感動は、「数学の本質を知らずして、社会生活を営むことは不可能に近い」という記述から、私をとらえ、「存在問題」の話でピークに達しました。■事情があって、今 無職ですが、全てに自信がなくなっていた私に、 これまでの人生のすべてをまかなって、なお おつりが来る位の自信と勇気を与えてくれました。●今 悩んでいる、とらわれていることが 本当に悩む価値があるのか、ないのか。●この本に書いてあった数学の「存在問題」と言われるもののおかげで、トラウマから解き放たれた感じです。●数学嫌いの私が、数学に救われるとは、思いもよりませんでした。