バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか の感想
参照データ
タイトル | バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジョージ・S・クレイソン |
販売元 | グスコー出版 |
JANコード | 9784901423120 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
バビロンを舞台にした財産・幸福に関する昔話集。
こんなに古い時代の逸話が今でも十分に通じるということに驚きます。
我々は老人の知恵を「古い」といって退けますが、本文中の例え「老人の知恵は動かぬ星のようなもの」の言葉通り、老人の知恵は不滅のものであるということを思い知らされます。本書に出てくる紀元前の老人の知恵がまだ十分に通用するのです。
本書には奴隷がよく登場します。バビロンの時代は「自分」を担保に借金ができ、返済できないと奴隷にされたそうです。「現代は奴隷制度がないから。。」というのは簡単ですが、よく考えると今でも「自分」を担保にある程度の借金が可能で、返済できないと奴隷のように働くことがありえます。この本で「奴隷」を資本家に対する「労働者・サラリーマン」と考えると現代と重なる部分が多いと思うのです。
今は「給料天引き」のような制度もありますから、早く「自由人」になれそうなのですが、お金を使う誘惑も多く「奴隷」のままでいる人が多いのではないでしょうか?
こんなに古い時代の逸話が今でも十分に通じるということに驚きます。
我々は老人の知恵を「古い」といって退けますが、本文中の例え「老人の知恵は動かぬ星のようなもの」の言葉通り、老人の知恵は不滅のものであるということを思い知らされます。本書に出てくる紀元前の老人の知恵がまだ十分に通用するのです。
本書には奴隷がよく登場します。バビロンの時代は「自分」を担保に借金ができ、返済できないと奴隷にされたそうです。「現代は奴隷制度がないから。。」というのは簡単ですが、よく考えると今でも「自分」を担保にある程度の借金が可能で、返済できないと奴隷のように働くことがありえます。この本で「奴隷」を資本家に対する「労働者・サラリーマン」と考えると現代と重なる部分が多いと思うのです。
今は「給料天引き」のような制度もありますから、早く「自由人」になれそうなのですが、お金を使う誘惑も多く「奴隷」のままでいる人が多いのではないでしょうか?