これまでのあらすじ
『私のユメ』
ザザンと海の音が聞こえる。
「おねいちゃん?」双葉が呟いた。どうやらボーッとしていたらしい。「どうしたの?」っとわたしが聞くと、おねいちゃんの心が騒いでたよっと砂に書いた。
海と空の間。
ああ、これだ。私を呼んでいたのは。
境界線が出ている。これは海の聖がイタズラで開けるものだ。閉じないと、この世とあの世のはざまができなくなってしまう。
海は綺麗で恐ろしいものである。
特に満月のときの境界線は危険だ。
死んだ物が出てきてしまう。
「スケ…テ…」
亡者か。厄介な…。
「危ないから離れて双葉。」
こくりと頷き離れた。
鈴の音が聞こえる。
どこか懐かしい。
-♪―
…………………!? 双葉がいない!?
その場には鈴だけが残されていた。
「おねいちゃん?」双葉が呟いた。どうやらボーッとしていたらしい。「どうしたの?」っとわたしが聞くと、おねいちゃんの心が騒いでたよっと砂に書いた。
海と空の間。
ああ、これだ。私を呼んでいたのは。
境界線が出ている。これは海の聖がイタズラで開けるものだ。閉じないと、この世とあの世のはざまができなくなってしまう。
海は綺麗で恐ろしいものである。
特に満月のときの境界線は危険だ。
死んだ物が出てきてしまう。
「スケ…テ…」
亡者か。厄介な…。
「危ないから離れて双葉。」
こくりと頷き離れた。
鈴の音が聞こえる。
どこか懐かしい。
-♪―
…………………!? 双葉がいない!?
その場には鈴だけが残されていた。