『＿運命の歯車＿』

この物語は ファンタジー です

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この世は全て輪廻の輪によって繋がり、その生を何度も繰り返しながら、各々の＿運命の歯車＿を噛み合わせ回していく。

それがこの世の定法であり、運命_ｻﾀﾞﾒ_に抗うことは、どんなに位の高い神であろうと許されず、成すことはできない。

ただ一人、あの魂を持つ者と、その者の仲間たちだけを除いては＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



君たちも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。
あるいは、体験したこともあるかもしれない。

人は死ぬとき、全ての記憶を一瞬の間に再生する。
産まれた瞬間から今に至るまで、楽しい記憶も悲しい記憶も、全て。

人間界ではそれを、＿走馬灯＿と呼ぶらしい。

その、走馬灯を作るのは誰だか知っているだろうか。
聞いて驚くことなかれ、それは君たちを死に追いやる＿死神＿である。

彼らは人が産まれ死ぬまでの一生を鋭い眼で監視し、運命に則って死を与え、一生を映す走馬灯を見せ、霊界へと誘う。
そして再び無限の輪廻の輪にさ迷えと背を押すのだ。

これは、そんな無慈悲な運命_ｻﾀﾞﾒ_を呪った、抗い続ける魂の物語。
＿運命の歯車＿を狂わせてゆく彼らの戦いの記憶である。

筆者:仁義なき食パン  読者:61  評価:0  分岐:0

筆者:仁義なき食パン  読者:53  評価:0  分岐:0

仁義なき食パン #203 - 18.02.13

衝動が抑えきれないので投稿しました
旧のエルグイが息詰まったらちょくちょく書こうと思います
一応リレー小説なので、参加してくださる方がいらっしゃれば、リレーしたいです
いらっしゃなければたんたんとかきつづけます